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試乗レポート
VOLVO C70
VOLVO C70 ボルボC70
NEWCAR impression ■発表 2006・12
VOLVO C70
流麗にして爽快
完成度の高い魅力のリトラクタブルHT
ボルボのイメージリーダーカーとなるC70は、魅力的なオープンモデルに仕上がっていた
自慢の3分割リトラクタブル・ハードトップは、クーペとしてもオープンモデルとしてもスタイリッシュ
また安全性に対してのこだわりは、いかにもボルボらしい
※写真は左がT-5、右がスタンダードモデル。
 C70は、なかなか奥深いモデルだ。初めて乗った直後は、いまひとつ一体感に欠けると思ったのが、時間とともに好転。ふと気づいたときには、気持ちよくスポーツドライビングを楽しんでいた。その安定感と意外な高性能ぶりに手ごたえを感じ、開放的で爽やかなオープンエアモータリングを味わうに至り、好感度は高まるばかりとなった。
 美しいクーペフォルムに魅せられ期待をもって最初に乗り込んだのは標準モデル。レザーシートはタッチが硬質で、正直、座り心地がしっくりこなかった。だがこのシートは次第に体に馴染み、長距離を走っても不当な疲労を覚えさせないタイプ。2.6回転のパワステにしても、中立付近のアソビが気になり、切り始めにダルさを感じる。が、知らず知らずのうちに自然なフィールになっている、と万事がそんな調子なのである。乗り心地はマイルドだが、コーナリング時のロールは小さめで、スポーツ走行時にも安定姿勢を保つ。ハンドリングは典型的な安定志向で、DSTCのサポートもあってワインディングロードでは自在なまでのコントロール性を披露してくれる。クイック感はなくても、安定を保つ秀でた能力、そこがC70のフットワーク面での特徴で、結果的にスタビリティは高く万人が扱いやすいと感じるはずである。またボディ剛性はオープン時でも不足なし。
 もちろん17インチタイヤを履くTー5は、スポーツ性が高まるが、乗り心地面でのマイナスはほとんど感じられない。唯一気になったのは、わだちなどによるワンダリングと、ステアリングに対してのキックバック。ただ、それも不快に感じるほどではなく、むしろスポーツ性と受け入れるユーザーも多いかも知れない。
 直5DOHCは、NAの140馬力であってもトルクフルであり、高回転までスムーズ。パンチ力はなくても、加速面で不足を感じることはとくになし。それも市街地から山道にいたるまでだ。エレガントさもあるC70のキャラクター性からすれば、NA140馬力で十分という感じさえする。
 100km/hは5速2200、4速2800、3速4000、2速6400回転相当で、すべてにおいて余裕のクルージング。さすがにオープン時には風の巻き込みが気になり、とくに後席では髪がバサつく。それでも、先代のカブリオレよりはよくなっているように思える。
 最終減速比が小さくなるTー5は、よりハイギヤード。各ギヤでエンジン回転は約200回転低く、たとえば100km/h5速は2000回転となる。パワーは220馬力と高まり、それはトルクの厚みというかたちで体感されることになる。というのも、ターボはトルク重視のマイルド派。いわゆるドッカン・ターボではなく、全域にわたりスムーズで力感を保つタイプ。とはいえ、フル加速時には6600回転レッドゾーンのところ6200回転まで引っ張れ、NAとはひと味違う力強い加速性に逞しさを感じる。
 ターボ・ラグはほとんどなく、微妙なアクセルワークを繰り返してもレスポンスに不足なし。そのおかげで、山道での走りは思った以上にスポーティで実力的にもかなりイケている。まして、MTモードシーケンシャルシフトを駆使すれば、スポーツドライビングを堪能できる。FFのオープンモデルでこれだけ走れれば上々だ。
文●横越光廣 写真●犬塚直樹
Detail Check
エクステリア
VOLVO C70 VOLVO C70 ●3分割式のリトラクタブル・ハードトップは、スイッチ・オンにより、いたってスムーズに30秒で開閉する。作動時にボディのきしみや異音をともなわないところがじつに見事。ボディ剛性が十分なことの裏付けともいえる。カブリオレ車に豊富なノウハウを持つピニンファリーナとの共同開発のたまもの。
VOLVO C70 VOLVO C70 VOLVO C70
※写真はT-5。
インテリア
VOLVO C70 VOLVO C70 VOLVO C70 ●T-5のシートは運転席がメモリー付き8ウェイパワーで、快適なポジションをもたらしてくれる。とくにシートバックが硬めで、最初はフィット感に欠けるように思うが、すぐに馴染む。さすがに乗降性はいまひとつだが、後席は十分な居住性を備える。座り心地もなかなかだ。万が一の転覆時などでは、ROPSが乗員の頭部を守る。
コックピット
VOLVO C70 ●インテリアにはスカンジナビア・デザインが息づき、新鮮なプレミアム感をたたえる。なかでもS40/V50で初採用された厚さ25mmと超薄型のフリーフローティングセンタースタックがアクセントだ。木目調が標準でアルミパネルはオプション。ダッシュは水平基調で全体にシンプル機能的。本革巻きステアリングはテレスコ&チルト。
ラゲッジスペース
VOLVO C70 VOLVO C70 ●この種のモデルとして、ラゲッジルームの使い勝手は際立つ。クローズ時にはライバルをしのぐ404L、オープン時でも200Lの容量を持つ。注目できるのは、ローディングエイドによりルーフパッケージ全体を約200mm持ち上げることができること。オープン時の荷物の出し入れが容易になった。
エンジン
VOLVO C70 VOLVO C70 ●T-5の直列5気筒DOHCは、ボア×ストロークが83.0×93.2mm。ストロークがNAの90mmより3.2mm伸ばされている。可変バルタイ機構付きで、ターボを装備し80馬力アップ。最大トルクを1500〜4800回転にわたり発生する。
●直5DOHCターボ ●直5DOHC(NA)  
Body Color
シルバーメタリック ブラックサファイヤメタリック マジックブルーパール
セレスティアルブルーパール パッションレッド ザンバジルゴールドパール
■ブラック フリントグレーメタリック ブラックカラントパール
LOOK AT IT
VOLVO C70 オープンでもボルボ。安全性にぬかりなし
 安全はボルボの信条。骨格は超高張力鋼板など、セクションに応じた鋼材により緻密に設計、安全性と剛性を高めている。オープンモデルでは難しいとされていたドア内蔵型インフレータブルカーテンを世界で初めて採用。側突・横転時などカーテンが上方向に飛び出し膨らんで乗員の頭部を保護する。さらにSIPS(サイドエアバッグ)、格納時に緩衝材となるルーフ、0.06秒で立ち上がるROPSバーなどが乗員を守る。
VOLVO C70
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