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VOLKSWAGEN GOLF GTI |
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■発表 2005・5 |
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総合力ではゴルフ史上最強
新たな“GTI伝説”が始まる |
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76年のデビュー以来、GTIはゴルフのスポーツバージョンとして世界にアピール。庶民的なスポーツ派に支持されてきた。そして第5世代となるニューモデルにおいて、GTIストーリーはいよいよクライマックスを迎える。
総合力において、まさにゴルフ史上最強。新たな2L直噴ターボは、全域にわたりすこぶるスムーズで、フルスロットルをくれるやインパクト十分。強力な加速とターボラグを感じさせないスムーズさ、そして低回転域からのトルクフルな持ち味がこたえられない。
6速MT仕様は、5速1000回転38km／hからでも軽やかに走れ、ひとたびフル加速するやレスポンス鋭いピックアップを見せる。万全のドライバビリティで、あらゆる場面で扱いやすく速い。
さらに注目できるのが、クイックレスポンスが自慢の6速DSG。MT仕様で下手なギヤシフトをするより、確実に素早いシフトができる。0ー100km／hが6速MTの7.2秒に対し、DSGは6.9秒と速いほど。Dレンジフル加速でも6500〜6700回転でシフトアップと、高性能ぶりが十分に味わえる。ちなみに100km／hは6速2300、5速2700、4速3500、3速3700回転。高速巡航は大の得意だ。
3回転のパワステは、軽めだが手ごたえは自然。基本的には、乗り味面でのプレミアム感と、高スタビリティを併せ持つ。トータル的にはハンドリングは安定志向。25mmローダウンされたGTIは、高出力なFF車としては完成度が高く、割安といえるだろう。 |
| （文●横越光廣 写真●犬塚直樹） |
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●GTIのディメンションは、標準車に対して全長で＋20mm、全高は5〜25mm低い。トレッドはGTXより5mmワイド。赤いグリルラインはGTIの証。 |
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●シートはGTIにふさわしいバケットタイプが装着される。サポート性も上々で、リフターの可変量が大きく、低めでスポーティなポジションがとれる。 |
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●広々とした後席は上質だ。シート自体の形状がよいこと、ゆったりくつろげることがグッド。乗り心地にゴツゴツ感がなく快適なことにも好感が持てた。 |
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●可変量の大きいテレスコ＆チルト機能付の小径ステアリングは、握りの太さを含め一体感がある。室内まわりは、全体に機能的で上質。速度計は300km／hまで表示。 |
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●自慢の6速DSGは、緻密な制御によりクイックレスポンスのシフトが可能。6速MTはストロークが若干大きめだが、DSGはクイックかつシフトが上手い。 |
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●全域スムーズな2L直噴＋最大過給圧0.8のインタークーラー付きターボは、1800〜5000回転まで最大トルクを維持。2本のバランスシャフトを備える。 |
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□キャンディホワイト ■トルネードレッド
■リフレックスシルバー・メタリック ■ブラックマジック・パールエフェクト |
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