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試乗レポート

フォード クーガ

■発表・発売 2010.10 欧州フォードが久々に日本にやってきた!
フォード クーガ

フォーカスやフィエスタの導入がストップし日本では北米モデルの扱いに注力してきたフォード しかし、数年のブランクを経てついに欧州フォードが戻ってきた。その第一弾となるのは……クーガだ!

 フォードに新しいSUVが追加された。その名はクーガ。で、さっそくフォードUSAのサイトを覗くが、そこにはクーガの名前はない。そう、こいつはヨーロッパ・フォード製。ある意味、ちょっぴり毛色の違ったSUVがやってきたのだ。

 では、その正体はというと、中身はヨーロッパ・フォードのベストセラー、フォーカスと共有。骨格はそのフレームを延ばして造られた。英国仕様のエンジンは2Lディーゼルターボとデュラテックと呼ばれる2.5L直5ガソリン。日本仕様にはそのガソリンユニットが選ばれた。

 日本でのポジションは、エスケープの上でエクスプローラーの下となる。価格帯を見るとそれは明確で、エスケープが200万円代中盤から後半なのに対し、クーガは335万円がスタートプライスになる。ちなみに、エクスプローラーのスタートプライスは430万円だ。

 ところで、なぜすでに2モデルのSUVをラインアップするフォード日本がさらにSUVを導入したかだが、そこには三匹目のドジョウをねらった感がなくもない。というのも、日本におけるフォードの販売台数の約7割がSUV。さらにエクスプローラー・スポーツトラックまで含めれば、7割5分がSUV系ということになる。ならば!ということでクーガが追加された。フォード=SUVのイメージが強い日本でその選択肢が増えれば、販売台数自体も増えるって計算だ。

 そんなクーガはヨーロッパのマーケット用につくられたもので、輸出用ではない。なので、そのままヨーロッパ・フォードを味わえるクルマといっていいだろう。SUVというパッケージングでありながら、高い運動性能を持ち合わせるのが特徴だ。

 前置きが長くなったが、ここでその詳細へ話を移そう。まず、ボディサイズだが、ワイドこそ1850mmとなるが、4500mmを切る全長はじつに扱いやすい。イメージ的にはBMW・X1とほぼ同じで、都心部でも不自由ないサイズといえる。

 しかも、それでいてデザインはノビノビしている。ロングホイールベースがスポーティな印象を与え、止まっていても動き出しそうに見える仕上がりだ。でもって、それはヨーロッパ・フォードがラインアップするモデルのデザインにつながる。ベースとなるフォーカスやC-MAXもそうだし、コンパクトカーのフィエスタやミドルサイズのフュージョンなんかもそれに準じた面構えとなる。

 それじゃ走りはというと、前述したようにヨーロッパ・フォードらしくキビキビした走りを見せた。各部がスムーズでステアリングやアクセルに対する反応もかなりいい。走り出してカラダが馴染んでくると、SUVというよりコンパクトハッチでも操っているように思えるほどだ。要するにそれだけフットワークもいいということ。しかも、ロングホイールベースが功を奏しているのか、思いのほか乗り心地がいいというオマケまでつく。

フォード クーガ

 なので、ダウンサイジングという面で、このクルマにもしエクスプローラーから乗り換えたとすると、当然のごとく驚かされるはずだ。「この違いはなんだ!」、と叫びたくなるほど、アメリカ・フォードとヨーロッパ・フォードのそれぞれのテイストを思い知らされることだろう。

 その意味からすると、このクルマはヨーロピアンコンパクトハッチ好きにウケるかもしれない。キビキビした走りとユーティリティを同時に手に入れたい方はぜひ試乗してみてはいかがだろう。

文●九島辰也 写真●GooWORLD
フォードジャパン・お客様相談室
TEL:0120-125-175
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エクステリア
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コックピット
フォード クーガ コックピット ●SUVでありながらスポーティに仕上がる運転席まわり。この辺もベースとなるフォーカスと共有する部分だ。エンジンスタートはキーレスでボタンで行うタイプ。中央エアコン吹き出し口の間にそのボタンが備わる。グレードはトレンドと上級のタイタニアム。ハードウェアは共通で、オートエアコンなどの装備が異なる。
インテリア
フォード クーガ リヤシート フォード クーガ フロントシート ●上級のタイタニアムはレザー、トレンドはクロスというシート地が標準装備される。タイタニアムの運転席は6方向のパワーアジャスト機構付き。
ラゲッジ
フォード クーガ ラゲッジ フォード クーガ ラゲッジ ●6対4で分割できるリヤシートをすべて畳めばこれだけの広いスペースが稼げる。しかも、ダブルフォールディングした後の床はフラットとなるため、積載性が高い。
エンジン
フォード クーガ エンジン ●2.5L直5ターボエンジンはフォーカスSTにも積まれるもの。最高出力は200馬力で、燃費や排出ガス規制もヨーロッパの基準をクリアする。トランスミッションは5速AT、駆動方式はトルク配分型AWDを採用。
主要諸元:フォード クーガ タイタニアム(5速AT)
全長×全幅×全高 4445×1850×1715mm
ホイールベース 2690mm
車両重量 1670kg
エンジン 直5DOHCターボ
総排気量 2521cc
最高出力 200ps/6000rpm
最大トルク 32.6kgm/1600〜4000rpm
サスペンション前/後 ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤサイズ前後 235/55R17
発表・発売
2010年10月
全国メーカー希望小売価格
クーガ トレンド(5速AT) 335万円
クーガ タイタニアム(5速AT) 378万円
Body Color
アイスホワイト  □フローズンホワイト  ムーンダストシルバー  パンサーブラック 
LOOK AT IT
フォード クーガ 随所に見られるSUVとなるための工夫
 本文にも記したように、このクルマのベースはフォーカスとなる。正式名称でいうならC-carプラットフォームと呼ばれるものだ。ただ、それを単純にスライドしたのではなく、専用設計も随所に見られる。前後のショックアブソーバーも違えば、サブフレームなども剛性アップが図られた。目的は走りの俊敏性。背が高くなってもそれだけは譲れないのが彼らの流儀。
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