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FORD EXPLORER SPORT TRAC |
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発表 2007・6 |
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便利さと快適さはベースモデル譲り
SUVの洗練を身につけたピックアップ |
エクスプローラーの派生モデルとして誕生したスポーツトラックは
前後2列のシートを持つピックアップトラック。SUVベースならではの高い
オンロード性能と快適性は、従来のトラックのイメージを覆すものだった |
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フォード・ジャパンが面白いクルマを販売した。なんとピックアップトラックである。正規インポーターがトラックを入れるのはまったく珍しい話。だがこのクルマの生い立ちは純然たるピックアップともいい難い。というのも、名前のとおりSUVの王様エクスプローラーの派生モデルだからだ。
本来SUV自体がピックアップトラックの派生モデルであった。が、時代が変わりSUVは独立したものとなる。フォードでいえば、エクスプローラーと小型ピックアップのレンジャーはハードウエアからして別物となる。
で、こいつは前述したようにレンジャーからではなくエクスプローラーの派生。その意味ではSUVとトラックのクロスオーバービークルともいえるだろう。
さて、スポーツトラックはそんなクルマだからコクピットもエクスプローラーと同じだし、エンジンも共通のV6ユニットを搭載する。V8に関しては追加される可能性もあるだろう。なので、乗った感じは逆にそれほど新鮮さはない。エクスプローラーのイージードライブさは活かされている。ただ、全長がグッと延びているのでバックは注意が必要。とはいえ、振り返ると視界がいいのがトラック。ベッドが後方視界を確保する。
そのベッドだが、内側に仕切りがあったり標準でハードトノカバーが付いていたりと、日本のユーザーにとっては至れり尽くせり。いままでのように購入後トノカバーをアメリカの業者に発注しなくてもよくなった。まさに便利なピックアップ。SUVに飽きたアナタにオススメでっせ。 |
| 文●九島辰也 写真●保坂 寛 |
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●ダブルキャブでありながらスタイリッシュなデザインを完成させたスポーツトラック。全長5370mmというサイズがそれを可能にした。 |
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●SUVと違い前後2列シートのレイアウト。シート素材は標準でクロスとなる。インテリアカラーの設定は一色。リヤシートは60対40分割可倒式を採用する。 |
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●カーボン調のセンターパネルを装備しスポーティなイメージを持つダッシュパネル。が、そのほとんどはエクスプローラーと共有する。「XLT」のワングレードでハンドル位置は左となる。ガングリップタイプのシフトノブがいい感じ。 |
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●2列目を持つダブルキャブのためお世辞でも広いとはいえないベッド。とはいえ使い勝手はいい。 |
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●リヤゲート脇の左右に小型のボックス、ヘッドボード寄りに大型のボックスが設置される。ベッド内部には排水用ドレーンプラグあり。 |
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●フォード自慢の4L V6シングルカム。97年に登場したこのエンジンはタフで信頼性が高い。 |
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| ■ブラック ■レッドファイヤーM ■シルバーバーチM ■プエブロゴールドM |
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