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試乗レポート

ジープ・チェロキー

NEWCAR impression ■発表 2008・5
ジープ・チェロキー

よみがえる初代の顔、内容的には大きく進化

大ヒットを記録した初代チェロキーを思わせる個性的なフロントマスクの
3代目チェロキー。強いキャラクターの復活に伴い中身も一新。実力でも
うならせられる期待の1台だ!

 日本では3代目となるチェロキーが登場した。日本では"と限定したのは、アメリカは先代からリバティという名で販売されるから。つまり、本国的にいえばリバティの2代目というのが正しい言い方となる。

 ただ、見てわかるように、今度のチェロキーは初代復活と言いたくなるようなデザインをまとう。スクエアなスタイリングはまさにあの日本でも大人気となったチェロキーだ。

 では、なぜ今ジープはチェロキーを先祖帰りさせたのだろう。その答えは兄貴分コマンダーにある。じつは次期グランドチェロキーとして開発されたそれは、初代チェロキーのデザインを復活させたものである。つまり、彼らは初代チェロキーのデザインをジープのアイコンとして考えたのだ。あの四角いカタチこそ、ラングラーと二分するジープのアイデンティティというわけである。

 よって、新型チェロキーもその考えに則り、初代のそれをデザインコンセプトに掲げた。そして出来上がったのが、どこからどう見てもジープファミリーとわかるこのカタチである。

 ところで、このスタイリングを見て、勘のいい読者なら「ダッチ・ナイトロと同じ?」と思ったに違いない。そう、こいつのハードウエアはほぼナイトロと共有する。「それじゃ、ジープの走りは大丈夫?」という疑問も次に湧くかもしれない。が、ご安心くだされ。ナイトロは一足先にリリースされただけで、シャシーやパワートレーンはチェロキー用。つまり、チェロキーがダッジ化したのではなく、ナイトロがジープ並みの潜在的なオフロードパフォーマンスを持ったということだ。

 新型チェロキーに積まれるエンジンは3.7LV6SOHCで、最高出力は205馬力を発揮する。これはOHVのボイジャーに積まれるエンジンとは違い、グラチェロに積まれる4.7LV8の2気筒を削ったもの。今回は燃焼室を見直すことで、低速トルクの向上と静粛性を高めるよう改良している。

 で、実際に走らせてみると、トルクが太くなったことで出だしがスムーズになり、アクセルを踏み込む量も少なくなった。この辺は省燃費にも繋がることだろう。ついついガバっと踏んでしまっていたアクセルも簿妙なコントロールがしやすくなったといえる。とはいえ、いまどき4速ATというのも少々寂しい。高速巡航では回転数が高くなり振動やエンジン音が気になり始める。ただ、こういったところが気になるのは、クルマとしてのクオリティが上がっているからだ。NVH対策で、これまでのジープのイメージと期待は大きく変わった。低中速時の遮音性はファミリー中でも優れている。

 ついでにいうと、コーナーでのスタビリティは高く、深いロールで思わずアクセルを戻すといったことはない。むしろロールを抑え、ステアリングに対してニュートラルな挙動を見せる。この味付けは目下、高級SUVのトレンドともいえる。レンジローバーを筆頭とするヨーロピアンSUVに近いチューニングだ。

 そんな満足度の高い走りをもたらすが、ドライビングポジションは少々いただけない。右ハンドルでは張り出したギヤボックスが足元を極端に右にオフセットする。つまり、通常アクセルのある場所にブレーキがきてしまうのだ。これだとほかのクルマから乗り換えた直後は怖い。

 なんて欠点もあるが、それでもトータルな出来映えは想像以上。走行性能はもちろん、ユーティリティと装備を考えれば、「いい買い物」と呼べる1台に仕上がっている。

文●九島辰也 写真●内藤敬仁
ジープ・チェロキー
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Detail Check
エクステリア
ジープ・チェロキー ジープ・チェロキー ジープ・チェロキー  
ジープ・チェロキー ●コマンダーに通じるジープらしいフロントマスク。7スロットグリルがそれを物語る。ウインカーなどもコマンダー譲り。
インテリア
ジープ・チェロキー ジープ・チェロキー ●シートは2トーンのレザーシートを標準装備。これまでジープの持つ野暮ったさは一切ない。2列目シートは分割可倒で、使い勝手も優れている。
ジープ・チェロキー ジープ・チェロキー ●2列目シートは写真のようにフルフラットに畳むことができる。リヤサスの張り出しも少なく、利便性は高いといえる。
コックピット
ジープ・チェロキー ●インパネまわりは兄弟車ダッジ・ナイトロの匂いを残す。エアコンの吹き出し口や操作パネルのスイッチ類は共有。ただ、グレードは上級のリミテッドのみのラインアップのため、HDDナビなど豪華装備が標準装備される。その点からするとクラス感は上がった。
ラゲッジスペース
ジープ・チェロキー ジープ・チェロキー ●カーゴ扉は2ウェイ方式で、ガラスハッチのみの開閉も可能。またキャンバスルーフ仕様車は写真のようにオープンエアが楽しめる。電動開閉式で、前方のみや後方のみといった開け方もできる。
エンジン
ジープ・チェロキー ●3.7L V6 SOHCのプロファイルは先代を継承。ただ、今回はトルクの向上といった改良がなされた。要するに扱いやすさが増したということだ。最高出力は205馬力を発揮。
Body Color
□ブライトシルバーメタリック クリアコート ブリリアントブラッククリスタル パールコート インフェルノレッドクリスタル パールコート
ジープグリーン メタリック クリアコート □ライトグレーストーン パールコート モダンブルー パールコート
レッドロッククリスタル パールコート □ストーンホワイト クリアコート
LOOK AT IT
ジープ・チェロキー これぞ本家の意地
進化を続けるオフロード技術

 オフロード走行は、前後のアングルを含めうまく考えられている。試乗ではロックセクションや泥路を走ったが、細かなライン取りを行うことなく走破できた。ハードの大きな変更点は、機械式オフロード技術に電子制御が導入された点。フルタイム4WDシステムの駆動配分速度が上がり、ヒルディセントコントロールやヒルスタートアシストも搭載される。レンジローバーをはじめヨーロッパ勢がこういった技術を装備することを考えれば、ジープに要求されるのも当然。
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