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CHRYSLER GRAND VOYAGER & JEEP CHEROKEE |
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■発表未定 |
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アメリカンの代表格ともいえる2車種が
大きく成長してまもなく登場 |
従来のオンロード性能を高めながら、さらにオフロード性能さえも高めたチェロキー
シャシーを一新したグランドボイジャーの高い静粛性能と快適空間の実現
兼ねてから日本でも人気の高いモデルだけに、いまからその上陸が待ち遠しい |
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チェロキーとボイジャーといえば、日本でも名の通った代表的なアメリカ銘柄だろう。その2車種が、アメリカ経営刷新なったクライスラーグループの旗艦車種として、来春〜夏にかけて、相次いでフルモデルチェンジを果たし上陸する予定になっている。
注目すべき点は両車ともそのアーキテクチャをがらりと変えている点だ。うち、モノコックSUVの先駈けともいえるチェロキーは、先に上陸しているダッジナイトロと車台を共有、つまりサスペンションを新しい四輪独立に変更しながら、専用設定のサスと強化されたドライブトレイン、そして電子デバイスの投入によってジープブランドに求められるオフロード性能を確保している。
一方のグランドボイジャーは3〜4代目と熟成し続けたシャシーが退役となり、コンベンショナルな四輪独立サスをようやく採用した。と同時に、3.8Lに拡大されたV6OHVエンジンに6速ATを組み合わせ、燃費や静粛性、低中速域でのドライバビリティの改善を目指している。
コマンダーから続くレトロ路線のデザインがフロントマスクに採用されたチェロキーは、日本でも自由な使い勝手が確保できるギリギリのサイズに、スクエアキャビンによる広々とした居住空間と使いやすい荷室形状を内包。今日びのSUVとしては見切り感覚が素直という点も見逃せない。
オフロードでの性能を確認したのはダカールラリーにも使われる砂漠や、その周辺の速度レンジが高いフラットダートだった。そこで際立っていたのは乗り心地の良さとしっかり確保された剛性、そして高い静粛性だ。サスペンションによってキッチリと凹凸が吸収され、上屋が始終フラットに保たれる。オフローダーらしい剛性と引き替えに揺すられ感も強かった旧型に比べると、新型のそれは画期的洗練といっても過言ではないだろう。それはオンロードでもしっかり体感できる新型チェロキーの新しさの最たるところだ。
6速ATが与えられたグランドボイジャーも静粛性はもちろん、快適性の向上が大きな進化として挙げられる。とくに後席の着座姿勢やシートサイズは大きく改善され、大人6人が快適に移動することが可能だ。その2〜3列シートは従来の床下完全収納タイプに加えて、回転対座機能を持つタイプを新たに設定。こちらはより居住性を重視する向きにお勧めだ。 |
文●渡辺敏史 写真●クライスラー・ジャパン |
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●日本への導入は未定だが、2列目、3列目で別々の映像を見ることのできるデュアルDVDスクリーンに加え、十分な数のカップホルダーなど後席アメニティの充実ぶりはボイジャーならでは。 |
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●回転対座機能&脱着テーブルを加えたSwivel'n Go(スウィヴェルンゴー)を新たにオプション設定。また、同車初の電動格納式3列目シートも標準装備とした。 |
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●インストルメントパネルとドアには、エルムバールまたはマドローナバールウッドをトリムとして使用。アルミ調パネルをアクセントとすることで、スタイリッシュな雰囲気を演出している。 |
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●シートを収納しない場合に、荷物入れとして使用できるスペースは従来どおり。ダッシュボード収納などを加え、日本製ミニバン顔負けの使い勝手を誇る。 |
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●ショルダー部分が高く、スクエアな形状となったシート。座面のクッション長も拡大され、よりしっかりとしたサポート性能となった。 |
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●新開発セレクトラックIIフルタイム4×4システムを標準装備。トルクを2.72倍とするローモードや急斜面を下るヒルディセントも採用する。 |
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●センター部分にナビスペースを設置。写真のナビは海外仕様のモノとなるため、実際に日本に導入されるときには変更されるだろう
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●一新されたインテリアはダッジナイトロと基本骨格を共通とするが、センターパネルにアルミ調パネルを使用するなど質感はこちらの方が高い。2トーンを基調とし、室内の広さを強調している。 |
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●シフトゲート横には、4×4システムのセレクトレバーを配置。2WD、4WDオート、4WDローを選択することができる。なお写真は日本導入未定のラグジュアリーレザーパッケージとなる。 |
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●前後どちらの方向にも開き、任意の中間部分で止めることもできる独自のオープンキャンバストップ「スカイ・スライダー」とハードトップを選択可能。 |
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