TOP>海の向こうのフォルクスワーゲン通信【FRANCE編】
ヨーロッパの中心でフォルクスワーゲンを想う
ヨーロッパの中央に位置するフランスには、旧き時代より、さまざまな国から多くの人やモノが集まり独特の文化を実らせている。
そしてそれは自動車でも同じこと。
さまざまな国から、さまざまなブランドのクルマたちが、パリの街を競い合うかのように走っている。
ドイツやイタリア、そしてイギリスやスペインなど隣国のクルマを、国産車のごとく目にするのだ。
ところで、ほんの少し前までは、60年代70年代の古き良きシトロエンたちも数多く現役で走っていたフランスだが、政府による新車補助金などによって、ここ数年で買い替えが進み、街角には新しいモデルが多く見られるようになっている。
そして、なかでもひと際目立つ存在がフォルクスワーゲンだ。安全性、機能性、そして耐久性と低燃費をアピールする新世代のワーゲンに対する人気はかなりなものだと実感させられる。
こうしてパリのサンジェルマン通りに面したカフェのテラスに腰をかけていると、ポロやゴルフをはじめ、パサートにティグアン、トゥアレグ、さらにはup!にビートルといったフォルクスワーゲンのラインアップたちが次々と目の前を快走していく。
よくフランス人はケチだといわれる。しかしそれは本当ではない。彼らは自分に何が必要か、どういう機能や性能が必要なのかをよく知っている。
そしてそれに見合う対価はどのぐらいなのか、ということをほかのどこの国民よりもよく理解し、また真剣に考えてから物を買うのである。
そんな彼らにとって現在における理想の選択が、他でもなく「フォルクスワーゲン」なのである。
直訳すると「国民車」という名前のフォルクスワーゲン。
しかし、その存在はもはやドイツだけにとどまることなく、グローバルスタンダードと呼ぶにふさわしいブランドとなっているように思う。
モータージャーナリスト
九島辰也
男性ファッション誌副編集長を経験するなど、ファッションにも造詣が深い自動車ジャーナリスト。プライベートでは、アメリカ、ドイツ、イギリスと、各国のクルマを乗り継ぐ。
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