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海のむこうからのクルマ通信
NEW LINE-UP COMES  LOTUS EXIGE S IMPRESSION IN SILVERSTONE CIRCUIT & NEW EUROPE S
海のむこうからのクルマ通信
NEW LINE-UP COMES LOTUS EXIGE S IMPRESSION IN SILVERSTONE CIRCUIT & NEW EUROPE S
文●石井昌道 写真●エルシーアイ/石井昌道 (問)エルシーアイ TEL 03-5754-0805
パワーアップした「エキシージS」はライトウエイトスポーツの範疇を超えた!?
エキシージS ライトウエイトスポーツ本来の魅力は自由自在に操れることにある。マツダ・ロードスターが言うところの人馬一体だ。そう思う人は多いだろうし、なによりボク自身もそれがあるべき姿だと信じている。エンジンに過剰なパワーは必要ないだろう。それなりに小気味よく、レスポンスさえよければ……。
 だから、この世界屈指のライトウエイトスポーツ、エリーゼ&エキシージにしても速さ的には192馬力のトヨタ2ZZで十分だと思っていた。何しろ車重はエリーゼ111Rで880kg、エキシージで875kgしかない。もっと言えば122馬力/830kgのスタンダード・エリーゼでも十分に楽しめる性能を持つ。
 ところが、新たにラインアップに加わった「エキシージS」は2ZZにスーパーチャージャーを追加して220馬力ものパワーを得るに至った。車重も935kgでしかない。もはやこれはライトウエイトスポーツの範疇を超えているんじゃなかろうか? あまり速すぎては、緊張感ばかりが先に立って楽しめないんじゃなかろうか? と、心配になってしまう。実際、街なかや高速道路で乗ってみると想像以上にパワフル。とくに、低回転から過給効果のあるスーパーチャージャーの特性ゆえ、高いギヤでシフトアップしたときの頼もしさには目を見張るものがある。背後から聞こえるサウンドも、金属的なノイズが混じって迫力満点。スポーティながらフレンドリーな面も持っていた同シリーズにはなかった感覚だ。
 そういったわけで、シルバーストーン・サーキットでの試乗では少しばかり構えてのコースインとなった。あふれるパワーに手を焼かなければいいんだが……と。ところが、だ。エキシージSは、これまでのエリーゼ&エキシージの美点をさらに煮詰めたかのように抜群にコントローラブルなのだ。サスペンションはそれなりに引き締まっているが、十分にしなやかでストロークを活かすのが持ち味。だから限界付近でのグリップの変化がじつにわかりやすいし、縁石に乗り上げていっても姿勢が乱れない。深くロールさせても接地感は一定しており、従来モデルよりもフラット感が増しているようにさえ思える。アンダーステアやオーバーステアのコントロールがこれほどナチュラルに行えるクルマはなかなかないほどだ。しかも、そういった際にはスーパーチャージャーユニットが大いに武器になってくれる。というのもレスポンスが抜群にいいからだ。低回転から有効なトルクを発生しどこまでもフラットな特性。どんなときでもアクセル操作に俊敏に反応してくれるというのが、じつにありがたいのだ。
 よく躾けられたシャシーと、レスポンスのいいエンジンの組み合わせにこそ、本物の自由自在な操縦性がある。エキシージSはパワフルになってもなお、ライトウエイトスポーツとしての本質を見せてくれたのだった。
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エキシージS ●ボディはベースとなるエキシージと同様。ただし、リヤウイング、フロントスプリッター、サイドエアインテークなどがボディ同色とされ精悍な雰囲気となっている。日本発売は5月から、価格は690万9000円。
エキシージS ●スーパーチャージャー2ZZは221馬力/7800rpm、21.9kgm/5500rpmを発生。50台限定のエキシージ240Rは247馬力だったが、カタログモデルとしての耐久性などを考慮。
あのヨーロッパが帰ってくる
待望のグランドツアラー
 今年7月から量産がスタートする新生ヨーロッパは、エリーゼ&エキシージの魅力に、実用性と洗練をプラスした2シーターGT。シャシーサイドが低く乗降性が良好なうえ、室内はカーペット敷き。トランクも大型化される。サーキットの狼ほどストイックではないと見るべきか? それでもエンジンは2.0Lターボで202馬力/5400rpm、26.8kgm/4200rpm。車重は995kg。速く、そしてハンドリングも十分にスポーティだろう。
石井昌道
■REPORTER
石井昌道
●富士フレッシュマン・レースにも参戦経験をもつ、元ティーポ誌の副編集長にして現在フリーランス・ライター。スポーツカーを得意分野のひとつとする。
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