「i」ブランドが未来の扉を開く

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「i」ブランドが未来の扉を開く

THE FUTURE OF BMW
「i」ブランドが未来の扉を開く

BMWがきたるべき未来を見据えて立ち上げた新たなモデルシリーズ「i」。
世界に衝撃を与えた2台のEVモデルは、超軽量素材とハイテクを用いて、
我々に進化したエコモデルが誇る異次元のパフォーマンスを見せつける。

九島辰也 写真BMW

「i8」は未来の
スーパーカーなのか?
 BMW初となるプラグインハイブリッドシステムを搭載するのがこのi8。パワーソースは1.5L直3のBMWツインパワーガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせている。この直列3気筒はミニクーパーに搭載されるものと同じだ。最高出力はエンジンが231馬力、モーターが131馬力でそれぞれをリヤとフロントに積む。走行時はトルク配分を自動で行うため4WDとしての走行も可能だ。モーターだけの走行距離は最長35kmとなる。
BMW i8
空力を味方にするエクステリアデザイン。リヤフェンダーとルーフエンドの間に空気の流れるスペースを設けたのが特徴的。前にエンジンがないためボンネットは低い。
BMW i8
BMW i8
BMW i8
主要諸元
BMW i8
全長×全幅×全高 4689×1942×1298mm
ホイールベース 2800mm
トレッド前/後 1644/1715mm
車両重量 1485kg
エンジン 直3DOHCターボ
総排気量 1499cc
エンジン最高出力 231ps/5800rpm
モーター最高出力 131ps/4800rpm
エンジン最大トルク 32.6kg m/3700rpm
モーター最大トルク 25.5kg m/0rpm
サスペンション前 ダブルウィッシュボーン
         後 5リンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤサイズ前 195/50R20
        後 215/45R20
新車価格 1917万円
※データは本国仕様。

未来のクルマは凄い そう確信させる「i」

「新しい“i(アイ)”シリーズは近い未来BMWの中心となります」

 昨年11月の東京モーターショーで、「i3」と「i8」発表のために訪れた開発責任者からそんなコメントを得た。現在BMWはスタンダードのラインアップと“M(エム)”シリーズで構成される。そこに参入したのがこの“i”シリーズ。現在はまだ2つのモデルだが、いずれ拡大しメインストリームとなるのは必至だ。

 では“i”シリーズとはいったいなんなのか。それは、まさにいま自動車業界に突きつけられている課題に他ならない。環境問題をクリアする次世代燃料の開発と市場導入だ。もちろん、ハイブリッドシステムやEVですでに答えを出しているメーカーもある。だが、そこは十人十色。お国柄も相まって答えはさまざまだ。

 つまり、BMW流の答えが“i”シリーズ。上の写真をご覧いただきたい。これが彼らの考える未来。

 たしかなことは、そこには走りに対する妥協が一切ないということ。いやもしかしたら、その先には現在のパフォーマンスをも凌駕する片鱗も見え隠れする。カーボンファイバー製の超軽量ボディに彼らのハンドリングが備わり、そこにモーターを使った力強いパワーが加わるのだからもはや敵なし。EV専用のi3を含め、その未来はかなり明るいことだろう。近未来、数多くのエンスージアストがその走りに魅了されるに違いない。

BMW i3
BMW i3
BMW i3
主要諸元
BMW i3 レンジエクステンダー装着車
全長×全幅×全高 4010×1775×1550mm
ホイールベース 2570mm
トレッド前/後 1575/1540mm
車両重量 1390kg
エンジン(発電用) 直2DOHC
総排気量(発電用) 647cc
モーター最高出力 170ps/5200rpm
最高出力(発電用) 38ps/5000rpm
モーター最大トルク 25.5kg m/100-4800rpm
最大トルク(発電用) 5.7kg m/4500rpm
サスペンション前 ストラット
         後 マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤサイズ前 155/70R19
        後 175/60R19
新車価格 499万円〜546万円(全グレード)
いままでのBMWと違うクルマか?
 i3は高性能電気モーターを搭載したゼロエミッションのEV。一回の充電で走行できる距離は229km(JC08モード)となるが、ECO PROモードといったインテリジェントな走行パターンではさらにそれを延ばすことも可能だ。また、BMWバイクに積まれる2気筒のエンジンを積んだレンジ・エクステンダー仕様も選択できる。このエンジンは電気をおこす発電機として使われ、さらに航続距離を延長できる。日本でもすでに多くの受注を得ている。
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Page2 「i」ブランドが未来の扉を開く
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