主要諸元
BMW i8 |
全長×全幅×全高 |
4689×1942×1298mm |
ホイールベース |
2800mm |
トレッド前/後 |
1644/1715mm |
車両重量 |
1485kg |
エンジン |
直3DOHCターボ |
総排気量 |
1499cc |
エンジン最高出力 |
231ps/5800rpm |
モーター最高出力 |
131ps/4800rpm |
エンジン最大トルク |
32.6kg m/3700rpm |
モーター最大トルク |
25.5kg m/0rpm |
サスペンション前 |
ダブルウィッシュボーン |
後 |
5リンク |
ブレーキ前後 |
Vディスク |
タイヤサイズ前 |
195/50R20 |
後 |
215/45R20 |
新車価格 |
1917万円 |
※データは本国仕様。 |
未来のクルマは凄い そう確信させる「i」
「新しい“i(アイ)”シリーズは近い未来BMWの中心となります」
昨年11月の東京モーターショーで、「i3」と「i8」発表のために訪れた開発責任者からそんなコメントを得た。現在BMWはスタンダードのラインアップと“M(エム)”シリーズで構成される。そこに参入したのがこの“i”シリーズ。現在はまだ2つのモデルだが、いずれ拡大しメインストリームとなるのは必至だ。
では“i”シリーズとはいったいなんなのか。それは、まさにいま自動車業界に突きつけられている課題に他ならない。環境問題をクリアする次世代燃料の開発と市場導入だ。もちろん、ハイブリッドシステムやEVですでに答えを出しているメーカーもある。だが、そこは十人十色。お国柄も相まって答えはさまざまだ。
つまり、BMW流の答えが“i”シリーズ。上の写真をご覧いただきたい。これが彼らの考える未来。
たしかなことは、そこには走りに対する妥協が一切ないということ。いやもしかしたら、その先には現在のパフォーマンスをも凌駕する片鱗も見え隠れする。カーボンファイバー製の超軽量ボディに彼らのハンドリングが備わり、そこにモーターを使った力強いパワーが加わるのだからもはや敵なし。EV専用のi3を含め、その未来はかなり明るいことだろう。近未来、数多くのエンスージアストがその走りに魅了されるに違いない。
主要諸元
BMW i3 レンジエクステンダー装着車 |
全長×全幅×全高 |
4010×1775×1550mm |
ホイールベース |
2570mm |
トレッド前/後 |
1575/1540mm |
車両重量 |
1390kg |
エンジン(発電用) |
直2DOHC |
総排気量(発電用) |
647cc |
モーター最高出力 |
170ps/5200rpm |
最高出力(発電用) |
38ps/5000rpm |
モーター最大トルク |
25.5kg m/100-4800rpm |
最大トルク(発電用) |
5.7kg m/4500rpm |
サスペンション前 |
ストラット |
後 |
マルチリンク |
ブレーキ前後 |
Vディスク |
タイヤサイズ前 |
155/70R19 |
後 |
175/60R19 |
新車価格 |
499万円〜546万円(全グレード) |
- いままでのBMWと違うクルマか?
- i3は高性能電気モーターを搭載したゼロエミッションのEV。一回の充電で走行できる距離は229km(JC08モード)となるが、ECO PROモードといったインテリジェントな走行パターンではさらにそれを延ばすことも可能だ。また、BMWバイクに積まれる2気筒のエンジンを積んだレンジ・エクステンダー仕様も選択できる。このエンジンは電気をおこす発電機として使われ、さらに航続距離を延長できる。日本でもすでに多くの受注を得ている。