ふたたびMINIは伝説の存在になった
1959年、天才技師アレック・イシゴニスの手により誕生した革新的な小型車mini。
イギリスでガソリンが配給制となるなどした当時の世相を反映して、「大人4人が無理なく乗れてスピードも出る。経済性にも優れ、高度な走行性能と快適な乗り心地を両立する」というコンセプトのもとに開発されたこの小型車は、以来2000年まで41年にも渡り生産が続くスーパーモデルとなった。 そして2001年、日本では2002年3月2日(ミニの日)から販売が開始された新しいMINIは、クラシックminiと同様に単なるクルマを超えて愛される存在として人々に受け入れられた。
2006年、第2世代へと進化したMINIは、新しいステージへと挑戦する。ステーションワゴンや4ドアモデルなど、さまざまなライフスタイルに対応するモデルを追加、一大ブランドへと成長したのだ。
2012年度には日本における過去最高の販売台数を記録したMINI。その勢いはとまりそうにない。
文●GooWORLD
写真●伊藤大介(TRIVAL management)