多くのメーカーがラインアップする、人気抜群のSUV
日ごろ、その名をよく耳にし、見かけるので知っているつもりになっていたけど!?
インポートSUVの最新事情に触れる前に、ここではまず「いまさら聞けない!」
SUVに関する常識を確認し、基本的な疑問を解消してみよう!
文●GooWORLD
多くのメーカーがラインアップする、人気抜群のSUV 文●GooWORLD Q そもそもSUVって何? A エスユーブイってなんとなくはわかるけど もはや世界中の多くの自動車メーカーが製造するスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)は、スポーツ用多目的車と訳され、ピックアップトラックの荷台がボディで覆われているスタイルが基本形となる。振り返ってみて、最初のSUVは1963年登場のジープ・ワゴニアとされている。しかしその当時、SUVという概念はまだ存在していなかったのだ。
Q すべて4WD? A オフロードを走らなければ2WD SUVの方がいい!? SUVのイメージとして、荒野や雪道を疾走する姿を思い浮かべる人もいるかもしれないが、じつはすべてのSUVが4WDというわけではない。じつは2WDのSUVも存在し、近ごろ人気を拡大させている。走破性ではなく、デザインやスタイルの観点からSUVを選ぶユーザーにとっては、4WDよりも2WDの方が低価格、低燃費であることから、より魅力的な存在となるのだ。
Q クロカンとは違う? A 走破性と快適さのバランスSUVは本格オフローダーではない たしかに4WDの最新高性能SUVの走破性には眼を見張るものがある。しかし、同じ4駆でも、本格的なオフロード走行を念頭につくられるクロカンと比べると、SUVはずっとオンロード志向なのだ。岩場などハードなコンディションでの走行はなるべく控えるようにしたい。
Q SAVってSUVじゃないの? A 最近人気のクロスオーバーSUVのあり方はじつに多様 人気の高級SUV。そのムーブメントの火付け役はほかでもないBMW X5。1999年に登場したX5は、当初「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と称され、既存のSUVと差別化された。フレームではなくモノコックボディを持つSUVをクロスオーバーと呼ぶ。なお、SUT(スポーツ・ユーティリティ・トラック)はSUVとピックアップトラックのクロスオーバーだ。
Q 室内は広い? A 車内広々、3列シートで大人数の乗れるSUV 存在感があってアクティブなSUVのスタイルが気に入っていても、ミニバンを買ってしまうケースがあった。理由はズバリ「3列、7人乗り」。しかし、今のSUVには3列シートを持つモデルもあり、ファミリーユーザーから支持されている。
調査:1
●やはり背の高く大柄なクルマは存在感がある。さらにスタイリッシュな欧州系SUVともなれば、周囲から注目を集めるのもごく自然なこと。「道を譲ってもらえるようになった」との証言も頷ける。 調査:2
●現在乗っていない、または購入を考えていないドライバーであっても、ことSUVに対するイメージは全体的にポジティブなものばかりであることがわかる。もはや一過性のブームではない。 調査:3 次に購入する ●次々にニューモデルが投入され、市場が盛り上がる現状を裏付ける数字となっている。アンケートからはじつに7割のユーザーが、次の替えで、SUVを購入する可能性があると示している。 Q 小さなSUVもある? A 諦めるのはまだ早い!小さいSUVがあるじゃない SUVというとがっちりと重い大きなボディが頭に浮かび、「車庫に入らない、狭い路地に入れない」などと考えて敬遠する人がいるかもしれない。そんな人にお薦めなのが、最近人気のコンパクトSUV。アクティブな雰囲気を十分満喫できる。
Q 燃費はよくない? A SUVにも訪れたエコ化の波 ガソリン価格が高騰する最近、SUVにもエコ化の波が押し寄せている。各メーカーは、SUVのハイブリッドやクリーンディーゼルモデルをこぞってリリースしており、大幅に燃費を改善している。
Q 運転は難しくない? A 一度乗ればわかる恐れる必要はない 「SUVの運転は難しそう」と考える人は多いだろう。しかし実際に運転したことがあるドライバーなら、その快適さに好感を抱いたはずだ。そう、背の高いSUVは視界良好なだけでなく見切りもよい!
Q 女性ウケはどう? A 包容力を感じさせるSUVの大きなボディ ご存知の読者も多いであろうが、SUVは女性人気が高いということはもはや定説。クルマに詳しくないひとまでが、SUVの車種を2つ、3つ挙げてしまうことも珍しくない。また自分で運転するというより、彼に乗ってほしいのがSUVでもある。
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