週末は「陸のクルーザー」で船長に 発見と体験を求める家族旅

特集毎回テーマを絞って、気になる輸入車をチェック!

GooWORLDブックマーク登録

特集

週末は「陸のクルーザー」で船長に 発見と体験を求める家族旅

クライスラー グランドボイジャー

ファミリーカーで、家族旅行を満喫するグランドツーリングに編集部・中島が挑戦!

ファミリーカー

主要諸元
クライスラー グランドボイジャー リミテッド
Stow'n Goシートシステム(6速AT)
全長×全幅×全高5145×2005×1755mm
ホイールベース3080mm
車両重量2090kg
エンジンV6OHV
総排気量3782cc
最高出力193ps/5200rpm
最大トルク31.1kgm/4000rpm
サスペンション前ストラット
アクスルビーム
ブレーキ前/後Vディスク/ディスク
タイヤサイズ前後225/65R17
新車価格502万9500円

江戸の風情を残す宿場町をたずねる

南会津の宿場町

江戸時代に参勤交代や日光参拝のために栄えた南会津の宿場町。その当時の姿を現代に残す大内宿では、日本古来の美意識や自然と共存する人々の知恵を見ることができた。

大内宿

江戸時代の姿そのものを伝える大内宿は、重要伝統的建造物群保存地区に全国で3番目に選定された。

子供を持つ父親にとって、旅行は楽しみであると同時に、頭を悩ませるイベント。とくに子供が小さい頃は、はしゃいで騒いで、あげくの果て寝てしまうなんてこともたびたび。だから、プライベート空間が確保できて、ドア・ツー・ドアで移動できるクルマは最高のパートナーだ。

しかも、今回の相棒となるグランドボイジャーは、アメリカ生まれの本格7シーター・ミニバン。そこで、我が家3人に加えて子供の友人とそのママも誘い、総勢5人で出発した。

目的地として設定したのは、福島県の南会津という地方。江戸時代の宿場町がそのまま現代まで保存されているという大内宿だ。

大内宿が存在するのは、栃木県の日光街道今市宿から会津若松まで、総延長約128kmにおよぶ会津西街道の中間地点。周囲を高い山に囲まれた盆地にあり、全長500m弱の通りの両側には、茅葺き屋根の民家が立ち並ぶ。宿場町が開かれたのは1643年頃で、会津藩の参勤交代や公用通路、また庶民にとっては日光詣でのための重要な交通路として、人と物資の行き来を支えた。

明治維新後、主要道路から外れたことで衰退するが、同時にそれが、近代化を逃れ、当時の姿を今に伝える要因ともなった。大内宿は、いわば、“街のタイムカプセル”なのだ。

都心を出発し東北自動車道を北上、栃木県北から日光会津西街道をたどる旅の行程で、まず感じられたのがグランドボイジャーの室内空間がもたらしてくれる圧倒的な余裕だった。

とくに2列目シートは女性陣に好評で、独立したエアコンや上質なシート、子供達が座る3列目へのアクセスのしやすさが絶賛された。また、6速ATが与えられたパワートレーンが巡航時の静粛性に優れていた事も特筆すべきポイント。大きな声を出さずとも運転席から3列目まで、車内が一体となって会話がはずんだことで、5時間以上にもわたる移動中も笑いが絶えなかった。

大型ミニバンということで心配された燃費が優秀だったことも好印象。山間路を含めた往復約500kmの行程を無給油で走り切ったのは立派だ。

さらに感心したのが、省燃費走行を知らせる「ECO」マークが点灯するよう走らせると、自然とエンジン騒音やサスペンションの動きも快適な領域に落ち着くこと。そのときの乗り味は、まさに「陸上のクルーザー」。週末が待ち遠しくなること請け合いの1台だ。

会津鉄道湯野上温泉駅

日本で唯一の茅葺き屋根の駅、会津鉄道湯野上温泉駅。駅舎内には囲炉裏がある。

お土産屋

色鮮やかなホオズキに誘われるように、軒先を使って商われるお土産屋を見学。

街道沿いを流れる清流

街道沿いを流れる清流は自然に恵まれ、まさに日本の原風景。野鳥や昆虫も多い。

クライスラー グランドボイジャー リミテッド

5m超級の全長と約3mものホイールベースのおかげで、2列目はもちろん3列目でも余裕をもって座れる。長距離ドライブにはめっぽう強い。

Stow'n Goシートシステム

簡単な操作でフラットな空間がつくり出せる「Stow'n Goシートシステム」。室内は直方体に近いから荷物が積みやすく、たくさん入れられる。

クライスラー グランドボイジャー インテリア クライスラー グランドボイジャー インテリア クライスラー グランドボイジャー インテリア

インテリアは質感が高く、肩まわりの空間に余裕があることも手伝って、ゆとりと上質さを堪能することができた。3列目はテールゲート側に倒せばベンチにもなる。

<< BACK
(プジョー RCZで日本アルプスを駆る)
Page1 輸入車ならではの魅力あふれる旅へ!
グランドツーリング特集
Page2 プジョー RCZで日本アルプスを駆る
Page3 クライスラー グランドボイジャーで
グランドツーリングを楽しむ
Page4 フィアット 500C 軽快感を楽しむ
グランドツーリング
Page5 最新グランドツーリングカー情報
Page6 グランドツーリング安心の3ヵ条
Page7 中古車で探すオススメGTモデル
NEXT >>
(フィアット 500C 軽快感を楽しむ
グランドツーリング)
TOP
(輸入車ならではの魅力あふれる旅へ!グランドツーリング特集)
輸入車特集 新着記事

これがアメ車の底力

シボレー、フォードほか

(2014/8/21)

THE FUTURE OF BMW

BMW

(2014/7/17)

ブリティッシュプレミアムの流儀

ジャガー、ランドローバーほか

(2014/6/19)

これがボルボイズムだ

ボルボ

(2014/5/22)

VOLKSWAGEN Q&A

フォルクスワーゲン

(2014/4/17)

徹底的にMINI

MINI

(2014/3/20)

メルセデス・ベンツの底力

メルセデス・ベンツ

(2014/2/20)

2014 今年こそ輸入車を手に入れる!

フォルクスワーゲン、BMWほか

(2014/1/23)

今こそ知りたいポルシェのこと

ポルシェ

(2013/12/19)

アウディという知性

アウディ

(2013/11/21)

10年乗りたいクルマ

フォルクスワーゲン、フィアットほか

(2013/10/17)

輸入車は心のファーストクラスだ

ランドローバー、メルセデス・ベンツほか

(2013/9/19)

他のブランドのカタログをお探しの方

ドイツ
メルセデス・ベンツ   AMG   マイバッハ   スマート   BMW   BMWアルビナ   アウディ   フォルクスワーゲン   オペル   ポルシェ   ヨーロッパフォード   イエス!

イギリス
ロールスロイス   ベントレー   ジャガー   デイムラー   ランドローバー   MG   ミニ   ローバー   ロータス   アストンマーチン   モーガン   TVR

イタリア
フィアット   フェラーリ   ランチア   アルファロメオ   マセラティ   ランボルギーニ   アウトビアンキ

フランス
ルノー   プジョー   シトロエン   ヴェンチュリー

アメリカ
キャデラック   シボレー   ボンテアック   ビュイック   サターン   ハマー   リンカーン   フォード   マーキュリー   クライスラー   クライスラー・ジープ   スタークラフト   ティアラ

韓国
ヒュンダイ   起亜   大字   GMマティス   スウェーデン ボルボ   サーブ   オランダ ドンカーブート   その他輸入ブランド バーキン(南アフリカ)
TOP > 輸入車情報 > 特集 > 輸入車ならではの魅力あふれる旅へ!グランドツーリング特集
プロト【PROTO】株式会社プロトコーポレーション

会社概要 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告掲載について
COPYRIGHT(C) PROTO CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.