知らないと損する輸入車購入の知識編

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知らないと損する輸入車購入の知識編

知らないと損する輸入車購入の知識

賢い輸入車オーナーになるための、「買い」にまつわるQ&A
{シアワセな輸入車生活のための「買う技術」}

お買い得なクルマを見分けるには?

つねに中古車相場をチェックすべし

 だれでも「お買い得」な買い物をしたいもの。それが高額商品の自動車ならなおさらだ。では、どうすればいいかと言えば、日ごろの情報収集と、タイミングを逃さない決断力につきる。そして、忘れてはならないのは、“お買い得は低価格とは違う”ということだ。価格に対して価値が高い、本当の意味での「お買い得」を見つけるには努力しかない!

中古車相場をチェック

上手な予算のたて方を教えて!

手元に現金を残すと気持ちに余裕がでる

 昔の人は「クルマの予算は、年収の半分以下が適正」なんて言ったもの。でも、購入後の幸せを決めるのは、むしろ購入価格よりも、日々のキャッシュフロー。せっかく輸入車を購入しても、出かけるお金がないと意味がないし、突然のアクシデントに対処できない。たとえローンの返済期間が長くなったとしても、手元に現金を残しておくと、何かと心強く、気持ちにも余裕が生まれてくる。

中古車に「買い時」ってあるの?

車検の集中する春や
決算時期がねらい目

 新車が多く売れる時期は、下取りや買い取りも多くなる。いまは、3月の決算で下取りされたクルマが仕上げられて店頭に並ぶタイミング。流通台数が多ければ、それだけ選択肢も広がるというもの。つまり、今は「買い時」。そのほか、ショップの決算時期なども、プライスダウンが期待できる「買い時」。

車検の集中する春や決算時期がねらい目

残価設定型ローンって実際どうなの?

メリット・デメリットを理解すれば
月々の支払い額を圧縮できる

 車両代金の一部を残価として設定することで、ローン元金を少なくし、結果として月々の支払い額を抑えることができる「残価設定型ローン」。問題は、数年後の査定額が残価と同レベルかどうか。キズや多走行などでマイナス査定になると、精算時の負担が大きくなる。リスクをどう捉えるかはあなた次第。

残価設定型ローン

保管状態を見抜く方法はある?

モールの腐食やゴムの劣化など
ヒントはたくさん隠されている

 クルマのコンディションは保管状況によって大きく左右される。もちろん野ざらしよりも車庫保管が好ましい。では、どうやってそれを見分けるか。屋外保管の場合、紫外線や風雨にさらされるため、モールやゴム部といった細部に劣化が見られる。だが、お店が仕上げてしまうこともあるので参考までに。

保管状態を見抜く方法

修復歴車ってホントはどうなの?

修復の程度を確認して納得ずくならアリかも

 事故や災害などによって、クルマの基本骨格部分を交換あるいは修復したものが「修復歴車」として表示されている。これらは、一般的な中古車よりも割安で流通していることもあるため、「ちゃんと直っているならいいかも」と考える人もいるだろう。もちろん、修復が完全で機能が回復していれば、使用上はまったく問題ない。しかし、次に手放す際は、価値を減算されてしまうことも忘れてはならない。リスクは高いが、支払い額は少なくて済むことも事実。

修復の程度を確認

「クルマのたたずまい」ってどういうこと?

多くのクルマを見ていると
いずれわかってきますよ

 こればかりは経験を積むしかないが、たくさんの新車や中古車を見ているうちに、健康そうなクルマとそうでないクルマは、なんとなくわかってくる。言葉で明確に表しにくいから「たたずまい」という表現になるのかも。

クルマのたたずまい

いいお店の見分け方を教えて!

リピーターの多いお店は
良店の可能性大

 カーショップの良し悪しを決めるのは、立地? 建物の立派さ?それともスタッフのおもてなし?正解は、「いいクルマを売っている」こと。どんなに見栄えがよくても、購入後の満足度が低いお店にはリピーターがつかない。まわりにいる輸入車乗りから、オススメのお店を教えてもらうのも手だ。

いいお店の見分け方

走行距離の多いクルマはなんか心配……

少なければいいともかぎらず。すべては状態次第

 クルマは部品の集合体。それゆえ、走行距離が多いということは、部品が消耗していると判断することができる。つまり、走行距離2万kmよりも、10万kmのクルマが、コンディションが悪いと推測するのは正しい。しかし、ここで難しいのは、メンテナンスの状況によって、一概に多走行がいけないとは言いがたい事。場合によっては、逆転減少もありうるからだ。現車と整備状況の書類などから多角的に判断するしかない。

走行距離はひとつの目安

たとえ新車でも機械ゆえにトラブルは起きる。問題は、きちんとした方法でトラブルを解決しているかどうか。走行距離はひとつの目安だ。

購入時に直してもらえるのはどこまで?

車検に通り、走行に支障がない
状態で販売するのが基本

 クルマの販売形態には、大きくわけて、「保証付き販売」、「現状販売(保証無し販売)」、「整備渡し」がある。「保証付き」の場合は、契約書の範囲内で不具合が出た部分まで。「現状販売」でも、走行に支障が出る範囲は無償で対応してもらえる。「整備渡し」については、内容や金額の内訳を確認しよう。

走行に支障が出る範囲は無償で対応

激安高級車ってズバリ買い?

維持費は高級車のままなので
そこらへん、ご注意を

 新車時価格1000万円オーバーの超高額車が、時に100万円台で売られているのを見ると、だれしもその存在が気になってくるもの。これも中古車買いの醍醐味のひとつ。とはいえ、気をつけたいのが維持費。高級車は少量生産だったり、高性能のため、部品代や修理工賃が高い傾向にあるからだ。

維持費は高級車のまま

カスタマイズされたクルマがほしい……

好みさえ合えば
お買い得になることも

 大口径の社外ホイールやスポーツタイヤの装着、本革シートへの張り替えや高級オーディオなどは、自分で購入するとかなり高額。だから、カスタマイズの趣味が自分に合えばお買い得感は高い。しかし、手放すときはノーマルカーよりマイナス査定になることも。買う側にもある程度の知識が必要だ。

カスタマイズされたクルマ

好みが合えばお宝でも、一般ウケは期待できない!?

プロの意見

「中古車選びは店選び
信用できる相手じゃないと」

 「クルマ選びは店選び」。購入後もメンテナンスなどで付き合いが必要になるわけだから、何かあったときに気兼ねなく電話できることが大切。また、中古車と言えども、売り買いをする以上ビジネスと同じなんだから、信用できる店かどうか見極めたいところ。社会的に信用できて、クルマに対して知識を持っているかどうかも見極めたいですね。

九島辰也

PROFILE

九島辰也

自動車ジャーナリストとしての活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野で執筆。クリエイティブプロデューサーとしての顔も持つ。

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