走行距離の多いクルマはなんか心配……
少なければいいともかぎらず。すべては状態次第
クルマは部品の集合体。それゆえ、走行距離が多いということは、部品が消耗していると判断することができる。つまり、走行距離2万kmよりも、10万kmのクルマが、コンディションが悪いと推測するのは正しい。しかし、ここで難しいのは、メンテナンスの状況によって、一概に多走行がいけないとは言いがたい事。場合によっては、逆転減少もありうるからだ。現車と整備状況の書類などから多角的に判断するしかない。
●たとえ新車でも機械ゆえにトラブルは起きる。問題は、きちんとした方法でトラブルを解決しているかどうか。走行距離はひとつの目安だ。