C200コンプレッサー・アヴァンギャルドと
C63AMG、ここに並ぶ2台のCクラスは
車体の基礎を同じとし、雰囲気も似ている
しかし、そこには2倍に近い価値のある差がある
ならばベーシックなC200がお買い得?
いやいや内容を考えればC63に軍配が上がる?
似ているようでまるで性格の異なる2台を
あえて比べることで見えてくる本質に迫る!
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写真●佐藤亮太 C200コンプレッサー・アヴァンギャルドと C63AMG、ここに並ぶ2台のCクラスは 車体の基礎を同じとし、雰囲気も似ている しかし、そこには2倍に近い価値のある差がある ならばベーシックなC200がお買い得? いやいや内容を考えればC63に軍配が上がる? 似ているようでまるで性格の異なる2台を あえて比べることで見えてくる本質に迫る! 激変する自動車を取り巻く環境のなかで、生き残りをかけて切磋琢磨を続ける欧州自動車メーカーたち。 環境性能や安全対策がモデルチェンジにおける大きなトピックになるその一方で、各メーカーのラインアップの一部にひっそりと名前を連ねるスペシャルメニュー、それがハイパフォーマンスモデルだ。 共通するのは、基となるベーシックなグレード(といってもそれ自体プレミアムな存在だが)があったうえで、強力なパワーパックを押し込みそれに耐えうる強靭な足腰を与え、さらに所有欲をそそる内外装を備えるという成り立ち。もちろん価格もベースモデルに対して高価である。 ここに並ぶ2台も実際、新車では2倍に近い価格差がある。しかしその視野を、中古車も含めた範囲まで広げれば、ハイパフォーマンスモデルとベーシックモデルは、ときに同価格帯との競合車種に成りうる。 新車と中古車、現行型と歴代モデル、ありとあらゆるクルマたちを横並びにしても「もしこれを手に入れたら・・・・・・」と想像し悩む。これこそ、クルマ選びの醍醐味というものだ。
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