GooWORLDオススメ 彼女が満足する輸入車はこれ！

四半世紀もの間、基本的なスタイリングを変えることなく貫いてきたクロスカントリービークル。「その無骨さがおしゃれ」とファッション系ピープルに見出されてからは、メルセデス製というブランド力も相まって、モテ車としての地位を確立。あたりのクルマを見下ろすドライビングポジションや堅牢なボディの作りも人気の元。現行モデルは、G500ロングとそのAMG版の2種類が存在。

コンサバ系輸入車の大本命とも言えるコンパクトメルセデスの最新モデル。セダンでも外すことはないが、女子ウケを考えるなら、遊び心を表現するべくステーションワゴンを選びたい。セダン（写真左下）同様、アヴァンギャルドとエレガンスで2種類のフロントマスクが与えられており、よりブランド力をアピールするなら、グリルにスリーポインテッドスターの輝くアヴァンギャルドだ。

実質的先代モデルだった206の大ヒットによって、女性陣に一挙に知名度を広めたプジョー。207は、大型化したエンブレムで、「フランス生まれのブランドでライオンがトレードマーク」という彼女たちの予備知識にばっちりとアピール。ネコ科の動物を思わせるスタイリングは高ポイント。クルマとしても全方位でグレードアップし、内装の質感も期待に応えてくれる高品質な仕上がり。

「ボルボのワゴン」といえば安心して投資できる優良銘柄。現行型V70がひとまわり大きく、価格もワンランクアップした結果、V50が相対的に見直され、隠れた人気モデルとなっている。グリルのエンブレムや縦長のテールといったアイデンティティはかつての240や850から不変。まるで家具のような室内のセンターコンソールも助手席の彼女を満足させるはず。

プロペラマークのエンブレムとフロントマスクのキドニーグリルの組み合わせは、まさしく水戸黄門の印籠ともいうべき抜群の効き目を放つ。「おしゃれ」かつ「高級品」のイメージが強いブランドだけに、セダンというコンサバなボディスタイルが丁度よくバランスしてくれる。もちろん、乗っても満足度は高く、洗練されたインテリアやなめらかな走行フィールは助手席でも多いに体感できる。

「砂漠のロールス・ロイス」の異名を持つ高級SUV。SUVとしての本格的なメカニズムを備えるのはもちろん、イギリスでは貴族が領地の見まわりにこのレンジローバーを使っているなどといったストーリーもドライブトークとして“使える”。巨大なボディの持ち主ではあるが、乗り心地のよさに加え、見晴らしのよいドライビングポジションによって街中などでも取りまわしはグッド。

08年に7年ぶりとなるフルモデルチェンジを敢行し、スタイリングを一新。だれが見ても「ジープ」であることがわかる精悍でたくましいデザインへと回帰した。もちろん、イメージのとおりラフロードの走破性は抜群だし、一方でオンロードでの快適性もレベルアップしているから、アウトドア趣味を持つ彼女に喜ばれること間違いない。先代より後席やカーゴルームが拡大されているのも嬉しい。