フォルクスワーゲン インポートカースーパーカタログ2009

Cセグのベンチマーク人気No.1モデル

●�Vから先代�Wへの進化は、まさにクオリティの進化だった。見た目はもちろん、中身も大幅に品質アップして、新たなゴルフファンを掴むことに成功した。

　欧州ではすでに新型がデビューしたが、日本導入はもう少し先。現行型では直噴＋過給器のTSIユニットとこれに組み合わされる７速DSGにより、ダイレクトなシフトフィールを実現。運転の楽しさと低エミッション性をあわせ持つ。実力はいまだ現役。

中古車参考価格帯

• 物件充実度3
• お買い得度3
• オススメ度2

コンパクトカーの基本形いまなお光る高質感

●ゴルフが大型上級化しているいま、初代ゴルフ並みのサイズの先代ポロは、取りまわし性などシティユースに最適の1台。小さくてもしっかりしたモデルを！というアナタに。

　ライバルが群雄割拠するBセグメントのなかで、堅実な人気を保つ理由は、やはりマジメな設計に尽きる。そんなポロもデビューからかなりの時間が経つが、今乗っても納得させら れる。とくに1.8Lターボを積んだGTIの走りは高いレベルにある。

中古車参考価格帯

• 物件充実度2
• お買い得度2
• オススメ度2

日本ではフラッグシップ同社初4ドアクーペも設定

●良心的セダンとして、知る人ぞ知るいいクルマなのが、パサート。先代モデルは、品質感なども高いうえ、4WDモデルをラインアップするなど独自のポジションを築いていた。

　セダンとワゴンに加え、4ドアクーペのCCも新設されたパサート。シリーズを通して走りや内外装のクオリティが高く、プレミアムブランドにも劣らない。また高性能な「R」シリーズも 設定。最近登場した新世代1.8L直噴ターボはパワーとエコを両立する。

中古車参考価格帯

• 物件充実度2
• お買い得度3
• オススメ度3

オンオフどちらも快適なオールラウンダー

　カイエンと共通のコンポーネントを持つVW初のSUV。昨今のSUVの例に漏れず高いオンロード性能を持っているが、アプローチ＆デパーチャーアングルがそれぞれ33°という、本格 的なオフ性能も兼備している。3.6L V6と4.2L V8の2グレード構成。

コンパクトセダンならこれが第一選択肢

　ゴルフの4ドアセダンバージョンであるジェッタ。その主戦場はいまだセダン信仰が続いている北米市場で、生産もメキシコで行われる。日本の道路事情では、大柄なパサートよりもこ ちらがフィットするかもしれない。メカニズムはゴルフとほぼ共通となる。

爽快ドライブを約束する全天候型オープンモデル

　ゴルフVにカブリオレが設定されなかった代わりに、ブランニューのオープンモデル、イオスが登場した。メタルトップを持つルーフは、オープン、クローズのどちらも美しいライン を保つ。エンジンは2.0L直噴ターボにDSGの組み合わせ。内装も豪華だ。

　ゴルフがベースのミニバン。豊富なシートアレンジが可能な３列シートを採用し、国産ミニバンにも劣らない使い勝手を持つ。しかも走りは剛性感たっぷりで快適。

　VWタイプ�Tのリバイバルモデルとして98年に登場。土台はゴルフIVだが、愛らしいデザインがウケて大ヒットモデルとなった。3ドアのほかにカブリオレも設定。

　ここ最近注目のコンパクトSUVカテゴリーにVWも参入。扱いやすいコンパクトなボディは低燃費にも効く。2.0L直噴ターボで動力性能も高く、オフ性能も十二分。