385万〜638万円
なんと400万円以下の物件が出始めている3代目レンジローバー。02年7月〜の発売だから、必然的に02年〜04年モデルとなるが、その充実した内容を考えるとちょっと見逃せない1台といえる。2代目から驚くほど進化しているのだ。また、この年式はBMW製エンジンを搭載している。
190万〜609万円
先代(初代)ボクスターは96年10月に日本デビューして04年11月まで販売された。対象となる01年〜04年モデルはいわゆる後期モデル。さすがにポルシェだけあって程度による価格差は大きいが、こちらもターゲットとしては申し分ない。現行モデルよりスリムなボディも美点だ。
80万〜248万円
あまりに自然に街に溶け込んで存在感が希薄ともいえるが、逆にそれが好きな人にはたまらないのが先代パサート。その実、このクルマの優等生っぷりは乗る人みんなが評価する。なかでも4モーション(4WD)は人気。オーソドックスな2Lもいいけど、なんと4LV8まで選べちゃう。
135万〜275万円
96年上陸の先代5シリーズ(E39)は、デビュー時このクラスのベンチマークとして高評価を得た。現行5シリーズ(E60)も人気だが、ちょっと大きすぎる……という印象を持つ人には、E39の頃合いのいいサイズ感に納得するはず。参考価格は最終の03年モデルまでだ。
95万〜328万円
それまでの155とは大きく異なり、クーペ風のなめらかボディで登場した156。インポートセダンのなかでは数少ないMTで乗れるモデルとしても人気を博した。ここにきてグッと街ですれ違う回数が減っている感もあり、中古車はお買い得ゾーンに。参考価格の高いほうは3.2V6のGTAだ。
●写真のサンダーバードは並行輸入車のなかでは比較的人気がある。328万〜428万円(02年〜04年モデル)。希少性は抜群!
中古車物件欄にある「D車」という表記は、ディーラー車=正規輸入車という意味。で、並行輸入車とは一般販売店などが現地でクルマを買い付け、独自に輸入したクルマを呼ぶ。正規ディーラーは台数を見込めないモデル(&グレード)を輸入しないから、そういったモデルがほしい人は注目する価値がある。
50万〜210万円
最終モデルでも13年落ち……そんなW124だが、無事故・低走行の物件は、いまだに根強い人気。海外での需要も高く、左ハンドル車が次々と輸出され(日本の中古車は程度がよく高人気)、国内では見つかっても30万円高などもざらだ。古きよきテイストと現代性能の最上バランス。
19万〜236万円
BMWミニのサクセスは説明するまでもないが、クラシックミニも極上車は新車時級の価格で販売されているから驚く。名車は古くなっても名車ということだ。走りはゴーカート感覚だが、強力に効くエアコンに涼みながらクラシックテイストを味わう感覚は、オーナーだけが知るものかも。
29万〜169万円
最終年で15年落ちのボルボ240も、いまだに多くのファンをつかんでいる。その秘密は、クラシックテイストあふれるスタイルと雰囲気だ。また、ややこしい電子制御に頼る前の設計だから、整備で法外な請求書が届くことがないというのも生存率の高い秘密。とことん付き合いたい人へ。
35万〜219万円
先々代チェロキーも相変わらずの人気っぷり。このページで紹介しているモデルはすべてそうだが、キャラがはっきりしているモデルは色褪せない。参考価格は大幅マイチェン(97年末)した後期モデルをピックアップ。距離や程度による価格差は大きくなるから、そこは注意したい。
198万〜845万円
空冷ポルシェというとタイプ993ばかりがクローズアップされるが、タイプ964もまだまだイケる。964はタイプ930時代のストイックさに近いテイストだから、硬派系ドライバーからの支持は厚い。MTモデルの上物を探すのが少々難しいが、その価値はある。高いのはターボとRSだ。
●いわゆるセミクラシックなのがこのクラス。各国、各ブランドのキャラも現代以上!相応の作法も楽しむつもりで、がキモ。
このページでは8年落ち以前……90年代のモデルをイメージしてチョイスをしているが、もちろん、さらに遡って80年代=実質20年落ちクラスにも魅力的なクルマはたくさんある。しかし、さすがにこのクラスになると、メンテナンスにも相応の覚悟が必要。主治医的に面倒を見てくれるショップ探しも重要になってくる。