455万〜585万円
新型A4もいいけど、今回はあえてアウディのアイデンティティをより濃く味わえるTTクーペ/ロードスターに注目。この価格帯で楽しめるスポーツカーは、いまやそれだけでも希少な存在。レベルの高い走りはもちろん、「まさにTT!」というキャラクターを所有する喜びは大きい。
176万〜205万円
見た目はもちろん、スマートは「乗った人だけがわかる」独自の世界観と魅力を持った1台。先代モデルの若干コツが必要だった2ペダルMTも(乗りこなす楽しみがあったが……)、新型ではグッと洗練された。日本の軽自動車もいいけれど、スマートを乗りこなすアナタはきっと素敵。
427万〜1020万円
数あるプレミアムDセグメントのなかでも、Cクラスは確固たるポジションをキープし続けている。支持される要因は、高い信頼性と安心感。現行モデルはおおよそ全方位で先代モデルより隙なく進化している。ベーシックモデルのC200コンプレッサーでもHDDナビが標準。まさに買いだ。
323.4万〜483万円
クルマの基本性能が頭打ちのいま、求めたいのは「ならでは」な個性や、「このクルマだったら……」と夢を感じさせてくれる期待感ではなかろうか。そう思いを馳せると、ラングラーは俄然魅力的。この頼もしさと機動力の高さは、インドア派をアウトドア派へ変身させるパワーさえある!
299万〜355万円
実用的なハッチバックがほしいけど、ありきたりなモデルじゃつまらない……。そんなアナタにはプジョー308をプッシュ。躍動感あるスタイリングは見てるだけで元気が出るし、乗るとその元気にさらに磨きがかかる! フランス製ならではの「粋」と過ごす毎日を送ろうではないか。
248万〜452万円
いまやハッチバックのスタンダードというより、実用車の基本ともいえるゴルフ。ステアリングを握ると、数あるフォルクスワーゲン・ラインアップのなかでも絶妙に地に足がついている骨太感に満ちている。迷ったらゴルフにしておけば間違いないという見方もできる。
478万〜638万円
Xm生産終了から数年。満を持して登場したフラッグシップシトロエン。数あるサルーンのどれとも似ていないオリジナリティの高さが、クルマ好きを唸らせている。FFとハイドラクティブサスがもたらす矢のように突き進む直進安定感、そして街中でのソフトライドは本当にクセになる。
248万〜565万円
ここでの説明が不要なほど、日本においても超人気定番の3シリーズ。先代E46モデルから若干サイズアップしたが、安定感と快適性は大幅に向上。少し前まで5シリーズといってもおかしくない充実した内容を持っている。今回は価格的メリットが実感しやすいセダンをクローズアップ。
168万〜200万円
プルリエルはルーフを自在に収納することにより「サルーン」、「パノラミックサルーン」、「カブリオレ」、「スパイダー」の4種類のスタイリングが楽しめる、まさしくモジュラーカー。国産車ではけっして味わえない魅力がたまらない。新車で買えない今、必然的に中古車がねらいだ。
130万〜199万円
商用車をベースとしながら、あまりの便利さとエスプリの効いたキャラで、日本に上陸するや大人気となったカングー。実際、乗りやすいわ積めるわお洒落だわと、本国で新型がお披露目されても現行モデルの支持率は高い。まだ新車でねらえるけれど、1〜3年落ちはお買い得感も高い!
500万〜1298万円
先ごろ大幅マイナーチェンジが施され、より洗練されたSL。今月は表紙も新型SL63AMGだが、以前の丸目のフェイスが好みという人もいるはず。そんなアナタは、あえて中古車でねらうのもいいだろう。さすがに新型は進化してるけど、そこは天下のSL。マイチェン前でも超一流です。
●諸費用についても、取得税の負担減、車検時に必要な重量税、自賠責保険も支払わなくてすむので、トータルではけっこうお得。
どうしても新車……という人でなければ、この新車保証内の中古車は、価格的メリットがかなり大きい。絶対的なのが車両価格。クルマは高額車両になるほど、最初の数年での値落ちが大きくなる。当然その恩恵を被れるわけで、たまに登場するディーラーの展示車やデモカーアップなどは思わぬ価格で手に入ることも。