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be SUV |
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高級・高性能SUVを「あこがれのクルマ」のトップランカーの座に押し上げた立役者がX5。ボディをひとまわり拡大し、3列シートモデルを新設した2代目は、ステイタス性と多用途性にさらに磨きをかけて登場した! アクティブステアリングやランフラットタイヤを導入するなど、走りや安全の面でもBMWらしい攻めの姿勢を貫く。 |
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SUVというカテゴリーは、現在の自動車産業そのものを写す鏡だ |
「今、正規ディーラーで買えるSUVは何台あるんだっけ?」 |
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3ボックスのセダンや2ボックスのハッチバック。洋の東西を問わず、昔はセダン系モデルがクルマ界の中心に君臨していた。が、成熟した自動車市場では、セダン離れが急速な勢いで進む。足元の日本市場を見ても、ファミリーカーの主役はミニバンに取って代わり、バブルの頃に頂点を極めたSUV人気にも完全復活の兆しが……。気がつけば、周りは背が高いクルマばかりになってしまった。
では、広く世界に目を向ければ? 北米ではミニバン人気が衰退し、今も好調を維持するのはSUV。そうしたムーブメントが波及し、欧州でも乗用車ベースのクロスオーバーを中心に、SUVが勢力を拡大中だ。となれば、「おいしい市場」を目指して、世界のブランドが参入してくるのは道理。クロスオーバーのトレンドが確立したことで、本格クロカンの歴史や技術を持たないブランドでも、SUV市場に参入できるようになったことも活況を支える。
大も小も、高級路線も大衆路線も、カッコ重視も走破性重視も……とにかくなんでもあり! SUV界は百花繚乱の時代を迎えた。 |
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