【東海エリアドライブ】“猫足正統後継者” 308で行く波と風の街「田原市」

“猫足正統後継者” 308で行く波と風の街「田原市」

文●ハツガイ（本誌）　撮影●エジナット

渋滞の中感じる周囲の視線、
個性際立つフェリーヌ顔。

　308が持つ「猫足」の性能はいかがなものとなっているのか。このドライブで「正統後継車」たりえるクルマなのかを確認していきたい。

　道中、何台ものクルマの中から、こちらに向けられた視線に気付く。デビュー後とはいえ、まだまだ多く出回ってはいない308。そのスタイルに皆見とれているのだ。高速は渋滞で、走りを感じることはできない。それでも308のスタイルが、好評価なものであると感じられる。

　我々はその心地よい視線を感じながら、早く308の走りも感じてみたいと、渋滞の中をじっと耐え、田原市に向かうのであった。

「猫足」で訪れる風と波の街、
エコの溢れるGTを堪能。

　真夏の照りつける太陽に誘われて、308で訪れたのは渥美半島。この渥美半島の全域にまたがる田原市がドライブの目的地である。

　こうした特徴を活かし、「エコガーデンシティ構想」に積極的に取り組くむ田原市は、サーフィンの世界大会も行われるなど、自然の地形、気候を大事にした、地球にやさしいドライブスポットでもある。

　半島特有の地形から、街の道は地形をそのまま活かしたワインディングロードが多く、プジョー308の性能を知るためには持ってこい。もくろみ通り「猫足」はそんな道を、風を切るように、波に乗るように軽快に走り回る。まぎれもなく「猫足正統後継車」であった。