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メルセデス・ベンツC200に乗って、奈良まで一気にGO! |
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白鳳文化の歴史を伝えるお寺で
本格的な写経を体験。
料亭に、スーパー銭湯。
心も身体もポッカポカ。
取材・文/寺田真理子 撮影/柿山昌範 |
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甦る白鳳伽藍と、1300年の歴史をもつ“東塔”
今と昔が交差するお寺で写経体験を
新年を迎え、はやひと月。慌ただしかった年末年始の疲れを癒すべく、古都の風情をのんびり満喫する小旅行へ出かけましょう。大阪からわずか40分ほどで到着する、奈良・西ノ京から八条エリアへ。旅にはクルマ業界を中心に活躍中の癒し系“えりちゃん”がご一緒してくれます。
阪神高速・東大阪線からなら第二阪奈有料道路を一直線。宝来ICで下車し、国道308号線を東へ。「二条大路南5」交差点を右折、県道9号線を南へ進むと『薬師寺』が見えてきます。世界遺産にも登録されているこのお寺は、天武天皇が皇后の病気平癒を祈って発願したのが始まりで、本尊の薬師如来像は心身の病を救って下さるというありがたい仏様。その慈悲深いご尊顔を眺めると、本当に心が癒されます。境内に入ると、遠くから見えていた古色を帯びた塔があります。この塔こそが1300年前から唯一現存する“東塔”。ちなみに頂上の火災除け装飾“水煙”は400キロ以上。「クレーンのない時代にどうやって塔の上に上げたんやろ?」とえりちゃん、しみじみ感心。大講堂では釈迦十大弟子の像に触れたりして、境内をくまなく散策したあとは、いよいよ写経体験です。墨をすって、手本の般若心経を書き写します。コツは「上手に書こうとしないこと」で、とにかく無心で書き写すんだとか。約1時間後、ようやく完成したお経は、お堂に納められ永代供養されるそう。「私が書いたお経が、このお寺と一緒にず〜っと残っていくんだぁ」と感激ひとしおです。 |
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■『薬師寺』のシンボルが国宝の“東塔”。一見六重に見えるが、構造的には三重の塔なのです。
■3/25〜6/8に東京国立博物館で開催される「国宝 薬師寺展」のため、1月中旬〜6月末は一部、拝観できない仏像もあり。 |
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創意工夫を凝らした名物料理を堪能し、
スーパー銭湯で身体の内側からキレイに
散策したり集中したりでお腹が空いたら、お昼は薬師寺南門前にある『萬京』へ。店内には昭和皇后の嫁入り道具や、巨大な春日太鼓が展示されていたりで、とっても雅な雰囲気。ここで、名物の“たまて箱”という料理をいただきます。運ばれてきた摩訶不思議な器の蓋を開けようとするえりちゃんに、店員さんからちょっと待って! の声。なんと小槌で蓋を割ってから食べる、というのです。じつはこれ、卑弥呼の鏡を復元したというもので、鏡を割って(=鏡開き)食べるという縁起ものなんだとか。恐る恐る小槌で叩くと、中から赤や黄色の和紙に包まれた逸品が登場。和食歴28年の料理長が手がける美味しい創作料理たちと、楽しい仕掛けに、えりちゃんも大喜びです♥
帰りはスーパー銭湯に立ち寄りましょう。県道122号線を東へ5分ほど走れば、あっという間に『ゆららの湯 奈良店』に到着。まずは岩盤浴でデトックス。部屋が暗くなると、天井が星空のように光りはじめ、水のせせらぎも聞こえてきます。あまりの心地よさにウトウト、気づけば汗がじわ〜。続いて1階のお風呂へ。自然岩に囲まれた露天風呂や、小石を敷き詰めた足ツボ湯でほっこり温まったら、サウナで美肌体験を。注目すべきは関西初の“汗蒸 麦飯石パワーサウナ”。全身の血行を促進し、皮脂腺から出る汗で体の老廃物を排出してくれるというのです。お肌ツルツルになったえりちゃん、「毎日通いたい!」とかなり気に入ってました。心も体もリフレッシュできるこんなデートはいかが? |
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■『萬京』の“たまて箱”(¥3,500)には、惣菜6品のほかに、
ちらし寿司やきな粉たっぷりの巨大わらび餅などが付く。
内容は月替わりで変更。
■11種のお風呂が楽しめる『ゆららの湯 奈良店』。
天然温泉を使用した露天風呂や、幻想的な岩盤浴が人気で、
2階には靴を脱いで休憩できるスペースもあり。 |
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