E87からF20への世代交代では、全長を95mm、全幅を15mm、ホイールベースを30mm拡大するなど、ボディはやや大きくなった。だが、5.1mの最小回転半径はそのままで、「コンパクトで扱いやすい」という1シリーズの美点は維持されている。 それでいて、足元空間を20mm拡大した後席の快適度は確実に高まり、ラゲッジ容量も330Lから360Lに拡大しているのだから、パッケージの進化はあきらか。直6も積むFRモデルらしいロングノーズを見ると、「実用性は期待できない」と想像するかもしれないが、2代目1シリーズは家族ユースにも対応する能力を持っているのだ。 そして、質感向上や装備の充実度アップにも、新型の進化を見て取ることができる。このクラスの競争は激しいが、1シリーズの実力は一線級。3シリーズなどからのダウンサイジングユーザーも、十分に満足できるクオリティと言っていい。 モデル展開は116i、120iともに、基準となるモデルに「スポーツ」、「スタイル」、「Mスポーツ」を加えた全4タイプの構成。「スポーツ」はライトなスポーティ感覚、「スタイル」はファッショナブルな演出、「Mスポーツ」は本格指向のスポーツ性をウリとする存在で、どのモデルも個性的な仕上がりだ。「スポーツ」と「スタイル」は、116iを例にすればベース車の10万円高という手頃な価格設定も光るポイントで、コスパの高さも注目に値する。
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