高級車の新ジャンルを確立したメルセデス・ベンツCLS。昨年デビューした2代目は、マーケットの牽引役としてさらに内容を充実。その存在感は、エレガントなサルーンとして目が離せない。80〜90年代に日本でヒットを飛ばしたカリーナEDが代表するように、スペシャルティ仕立ての4ドアクーペはかねてから存在していた。しかし、高級車セグメントにおいて、そのアイデアを具現化してヒットにつなげたのは、04年にデビューしたメルセデスCLSが初の例だ。 よりファッショナブルで、さらにスポーティなラグジュアリーサルーンを好むユーザーは想像する以上に多く、CLSがマーケットを牽引するカタチで、高級車の新たなジャンルが確立された。アウディA7スポーツバックやBMW6シリーズ・グランクーペの登場をみれば、CLSがライバルに与えた影響がいかに大きかったかがわかるだろう。 そして、一歩先を行くメルセデスは、早くも11年に第2世代のCLSを投入。初代が大好評を博しただけに、キープコンセプトのモデルチェンジだが、スタイルをよりダイナミックに変身させ、内外装のクオリティに磨きをかけることで、存在感をさらに高めることに成功している。 クッキリと刻まれたサイドのキャラクターラインと、フルLED構成のパフォーマンスヘッドライトが目を引く精悍なマスクが、2代目CLSのエクステリアの見せ場だ。 さらに、エコ対応の面でも2代目は大きく進化している。まずはエンジンだが、3.5L V6は新世代の直噴(希薄燃焼にも対応)へとスイッチし、V8は550用が自然吸気5.5Lから4.7L直噴ツインターボ、63AMG用が自然吸気6.2Lから5.5L直噴ツインターボに変更されている。 しかも、63AMGを含む全車にECOスタート/ストップ機構を採用。動力性能をより高めながら、エコ性能を大幅に改善することができたのは、こうしたハイテクのおかげだ。
|
|
|
メルセデス・ベンツ AMG マイバッハ スマート BMW BMWアルビナ アウディ フォルクスワーゲン オペル ポルシェ ヨーロッパフォード イエス! | |
ロールスロイス ベントレー ジャガー デイムラー ランドローバー MG ミニ ローバー ロータス アストンマーチン モーガン TVR | |
フィアット フェラーリ ランチア アルファロメオ マセラティ ランボルギーニ アウトビアンキ | |
ルノー プジョー シトロエン ヴェンチュリー | |
キャデラック シボレー ボンテアック ビュイック サターン ハマー リンカーン フォード マーキュリー クライスラー クライスラー・ジープ スタークラフト ティアラ | |
ヒュンダイ 起亜 大字 GMマティス ボルボ サーブ ドンカーブート バーキン(南アフリカ) |
|