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GIULIETTA |
ジュリエッタ |
1955 - 65 |
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小型・軽量ボディに強力な1.3L DOHCエンジンを搭載。軽快な走りでファンを魅了したのがジュリエッタだ。そのシリーズに、とびきりスポーティで、抜群にエレガントなスパイダーが加わったのは55年。瞬く間に人気者になった。ツインキャブ採用のヴェローチェは最高速180km/hの高性能の持ち主。 |
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DUETTO |
デュエット Series1 |
1966 - 69 |
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60年代アルファの中核モデル、ジュリアをベースに誕生したのがスパイダー1600デュエット。デザインを手がけたのはピニンファリーナだ。50年代末に発表された空力スタディから発展したスタイルは、「オッソ・ディ・セッピア(烏賊の甲)」の愛称で呼ばれることもある。のちに1300、1750も登場。 |
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69年秋の改良で、特徴的なボートテールスタイルをコーダ・トロンカ(切り落とされたテールの意味)に変更。この頃にはデュエットが取れ、車名もスッキリとアルファロメオ・スパイダーになっていた。1750ユニットはウエーバーキャブ2連装で132馬力を発揮。最高速190km/hを誇る高性能車だった。 |
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サイドにまわり込むバンパー、テールに加えたウレタンスポイラー……スパイダーは83年、黒の樹脂パーツを使ってお色直しをした。空力を強く意識した造形は74年の試作車に由来するもので、シリーズ3を「アエロディナミーカ」と称する場合もある。エンジンはインジェクション仕様の2Lに変わった。 |
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野暮ったい、バランスが悪い……と、正直言ってシリーズ3のスタイルは不評。だからこそ最終型は、なにより美しさと洗練度にこだわってスタイルに磨きをかけた。で、もう1つの大改革はATモデルの新設定。マニアの不評を買ったが……日本ではこれが想像以上に好評。新たなユーザー層の開拓に成功した。 |
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70年代のアルフェッタ、80年代の75/90をベースとする新しいスパイダーは、結局、姿を現さなかった(例外は75ベースの限定モデルRZだけ)。長期の経営危機に瀕していたのだから仕方がない。が、フィアットの力を得てアルファは再生。ヒット作155を母体に、95年に新スパイダーを完成させた。 |
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