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クルマ乗り換え相談室 自動車ジャーナリストがクルマ選びのお手伝いをする相談室です
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クルマ乗り替え相談室
最新にも最古にも極上の乗り心地あり
自動車ジャーナリストがいっしょに考える クルマ乗り替え相談室
今日も悩みを抱えたヒトたちが訪れてきます
ここは「どのクルマがいいのかわからない」
「クルマ選びで失敗したくない」という迷える
子羊のために自動車ジャーナリストが
クルマ選びのお手伝いをする相談室
さて、今月の相談者はどんなヒトでしょう……
『魔法のじゅうたん』と言われるシトロエンのハイドロ
サスペンションに興味があります。機構的にいくつか世代が
あるようですが気持ちよさで選ぶオススメを教えてください
相談者
今月の相談者
宮沢真一郎(27歳) 埼玉県所沢市在住/会社員
現在所有しているクルマ 1997年モデル・プジョー・306スタイル
乗り替え予算 300万円
希望ボディタイプ セダン
森口将之
■今月の講師
森口将之
 ノスタルジック系やフランス車にめっぽう強いジャーナリスト。今回のテーマであるハイドロ系シトロエンにもめっぽう強く、いつも以上に相談には力が入ったとか。2007-2008年日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
ハイドロビギナーは
ミドルクラスから
 予算300万円でハイドロ・シトロエンとは、大きくきましたねえ。というのも、ハイドロニューマチックもハイドラクティブも、ほとんどのモデルは中古車になれば100万円あれば手に入るからです。ダメなのはDSなどのクラシックとC6ぐらい。エグザンティアなんか300万円で10台近く買えちゃう!ぐらいだし。
 そこで気になったのは「気持ちよさで選ぶ」という相談者のお言葉。これをキーポイントにして、所有車・取材車含めて約50台のハイドロ・シトロエン歴を持つ自分なりに考えてみました。
 ハイドロ・シトロエンにはDS〜CX〜XM〜C6のフラッグシップ系と、GS〜BX〜エグザンティア〜C5のミドルクラス系に大別できます。同世代の2クラスを乗り比べた経験からいえば、扱いやすいのはミドルクラス、個性が強いのはフラッグシップです。
 そもそも乗り心地はボディが大きく重いほうが快適に仕立てやすいわけですが、それ以上の差があるように思えてならないし、同じ油圧を使ったブレーキやステアリングのフィーリングも、フラッグシップのほうがクセが強いのです。前者はビギナー向け、後者はエキスパート向けという位置づけの違いもあるというわけですね。
 それとは別に世代ごとの違いをチェックすると、少し前までは新しくなるほど固くてフツーの乗り心地になっていたのが、C5のマイチェンやC6のデビューあたりから、フワ〜ン、ユラ〜ンというかつての感覚に先祖帰りしつつある。ライバルと競うことよりも、自分らしさをアピールするほうが大事だと、ようやく気づいたようです。そういえばデザインも同じ頃から個性を取り戻しています。
 つまり歴代ハイドロ・シトロエンには新旧大小では語れない個性をもっている。ホンネは全部乗って決めてほしいのですが、とりあえず「気持ちよさ」重視で、本命を「入門」対抗を「究極」と位置づけを変えて、300万円枠いっぱい使って選んでみました。
グラフ
ANSWER 最新にも最古にも極上の乗り心地あり
本命
(入門!?)
'04 CITROEN C5
'04 CITROEN C5
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シンプルなモデル体系で
選びやすいC5シリーズ
 C5は2000年のパリ・モーターショーで、エグザンティアの後継車として発表。4年後にマイナーチェンジした。ボディはリヤゲートつきセダンとブレークと呼ばれるワゴンで、エンジンは2L直4と3L V6。すべてATで、マイナーチェンジ後のV6が6速、それ以外が4速になる。エグザンティアから受け継がれたハイドラクティブはIII型に進化、ブレーキやステアリングの油圧をシステムから切り離し、油圧ポンプや車高調節機構に電子制御を導入するなどして信頼性を高めた。運転席のスイッチでノーマルモードとスポーツモードを切り替えられる機構は、マイナーチェンジ後はV6のみとなった。
Point1
シトロエンらしさの復活
 初期のC5はウ〜ンと考え込んでしまうほどシトロエンらしさが薄味だったのに、マイナーチェンジで個性的なデザインを奪回。同時にハイドラクティブIIIも熟成されていて、3L V6ははっきりソフトライドに。個人的にはバランスのよさが光る2Lがオススメです。
Point2
システムの信頼性が向上
 かつてのハイドロニューマチックは定期的に交換や補充を必要としたものですが、C5から導入されたハイドラクティブIIIは電子制御を大幅に導入してシステムを簡略化。5年または20万kmまでメインテナンスフリー。この点でもハイドロ入門に最適なのです。
Point3
マルチパーパス性の高さ
 シトロエンは昔からスペースユーティリティの高さで定評があります。C5もこの伝統を受け継いでおり、セダンでもハッチバックボディによるマルチパーパス性はこのクラスでトップレベル。リヤが長くなるブレークのラゲッジスペースは圧倒されるほどです。
■ 2004年モデル・シトロエン C5 V6エクスクルーシブ(6AT)
●全長×全幅×全高:4740×1780×1480mm ●車両重量:1560kg ●エンジン型式:V型6気筒DOHC ●総排気量:2946cc ●最高出力:210ps/6000rpm ●最大トルク:30.0kgm/3750rpm ●サスペンション前・後:ストラット・トレーリングアーム ●タイヤ前後:215/55R16
中古車参考価格 280万円 04年モデル・V6エクスクルーシブ
対抗
(究極!?)
'56 CITROEN DS
'56 CITROEN DS
半世紀以上も昔に登場した
シトロエンのロングセラー
 1955年のパリ・モーターショーでデビュー。セダンでありながら空力を重視したボディ、オイルとエアを併用したハイドロニューマチックサスペンション、同じ油圧を活用したパワーステアリング、パワーブレーキ、2ペダルMTなど、今日一般的になったテクノロジーを半世紀も前に実用化したことで、自動車業界を揺るがすほどの革命的モデルといわれた。その先進性、独創性を武器に、20年間生産が続けられるロングセラーになり、廉価版のIDを含めた生産台数は140万台と、意外に多数が生産されている。フロントに縦置きして前輪を駆動するエンジンは1.9〜2.3Lの直列4気筒OHVで、ここだけは一般的だった。
Point1
時代を超越したデザイン
 半世紀前の2Lクラスの量産セダンが、ここまで空力的なスタイリングをまとっていたことが驚きです。しかもフランス生まれらしく美しい。最近日本の大学が開発した高性能電気自動車が、このDSに似た形であることからも、時を超えたカタチだと確信するのです。
Point2
ウルトラソフトな乗り心地
 これは実際に体験してもらったほうがいいでしょう。完全にトロケます。地上を走っているとは思えない、お空に浮かぶ雲に乗ったような気持ちよさ。ソファみたいにフッカと沈み込むシートはともかく、足を下ろしたカーペットまでソフトでビックリします。
Point3
油圧を駆使した操作系
 DSは現在のC5やC6と違い、パワーブレーキやパワーステアリング、2ペダルMTのギヤボックスにも油圧を使っていました。こうしたシステムがDSのドライビングに独特の楽しさをプラスしているのです。少しでもラクに維持したい人には3ペダルMTがおすすめ。
■1956年モデル・シトロエン DS19(4MT)
●全長×全幅×全高:4810×1790×1470mm ●車両重量:1215kg ●エンジン型式:直列4気筒OHV ●総排気量:1911cc ●最高出力:71ps/4500rpm ●最大トルク:13.5kgm/3000rpm ●サスペンション前・後:ウイッシュボーン・トレーリングアーム ●タイヤ前後:165-400・155-400
中古車参考価格 305万円 56年モデル・DS19
ブランドページ
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