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フォルクスワーゲンジェッタ(JETTA)は、先々代モデル「ヴェント」、先代モデル「ボーラ」と名前を変えながら続く、ミディアムクラススタンダードセダン。エクステリアは、クーペを彷彿させる流れるようなボディラインと、クロームが施されたワッペン(楯型)グリルを持つV字型のフロントデザインが特徴。ボディは、ボーラに比べて大幅に拡大、1785mm3ナンバーワイドサイズとなる。今回の主な変更点は、従来の2L FSIエンジンと6速A/Tの組み合わせに替わり、1.4L直噴ツインチャージャー(インタークーラー付ターボ+スーパーチャージャー)エンジン「TSI」と、フォルクスワーゲンの新世代トランスミッションである6速DSGとを組み合わせた最新パワートレインを採用。従来の2L FSIエンジンと比べ、最高出力が150PSから170PSへと約13%、最大トルクは200Nmから240Nmへと20%向上しながら、燃費は12.0km/Lから14.0km/Lと、約17%も向上している。その「ジェッタTSI Comfortline(コンフォートライン)」では同時にエクステリアも変更され、クロームツインエキゾーストパイプ、ボディ同色フロント/リヤアンダースポイラーが追加された。2L+直噴ターボでは「ジェッタ2.0TSI Sportline(スポーツライン)」 がグレード名称が変更され、継続ラインアップされる。2008年(平成20年)1月から、一部モデルのメーカー希望小売価格を見直し、新価格を適用した。原油価格の高騰による輸送費の上昇および、長らく高止まりし続けるユーロの影響などによるもの。 |