オペルが掲げる、「Fresh Thinking for Better Cars」のフラッグシップモデルとなる本格スポーツカーがオペル・スピードスター。通年販売ながら、100台の限定販売にすると共に、受注生産（BTO）方式を採用して、顧客志向に十分配慮する。さらに、内外装色の組み合わせなどにより、計82通りのモデル選択を可能にする。アルミ押し出し材を特殊な接着剤で接合して作られたシャシーと、グラスファイバーで強化された接合パネルで作られたボディは、870kgという極めて軽量な車体を実現。そこに147馬力/20.7kgmの2.2L 直列4気筒DOHCをミッドシップ搭載し、5速マニュアルを介して後輪を駆動する。50:50の理想的前後重量配分に限りなく近づけ、ロックトゥーロック2.8回転のパワーアシストを持たないステアリングにより回頭性・ダイレクト感が高い。サスペンションは前後をダブルウィッシュボーン形式、前後異径サイズタイヤと17インチアルミを装備する。2シーターとなるインテリアは、本革ハイバックバケットシートを備え、ホワイトメーターやアルミシフトノブとともにスポーツムードを作り出す。安全装備として運転席エアバッグ、ABS、シートベルト・テンショナーなどを標準で装着。セキュリティにはイモビライザーや盗難防止警報システムも装備される。右ハンドルの設定となる。