メルセデス・ベンツが長年培ってきたラグジュアリーと快適性の理想を実現した電気自動車「EQS」に、大人7人が快適に過ごすことができる質感が高い室内空間と、SUVならではの使い勝手の良さを加えた「EQS SUV」。ラインアップは、最高出力は360馬力（265kW）、最大トルクは800N・mを発生する「EQS450 4マチック SUV」、最高出力は544馬力（400kW）、最大トルクは858N・mを発生する「EQS580 4マチック SUV スポーツ」を設定。前後アクスルに電動パワートレイン（eATS）を搭載し、電気モーターには永久磁石同期モーター（PSM）を採用。エクステリアは、プレミアムな電気自動車としての専用プラットフォームをもとに生まれたもので、キャブフォワードデザインなど内燃エンジン搭載車とは大きく異なる。フロントフェイスは「ブラックパネル」ユニットに統合されており、ライトバンドでつながっている左右のヘッドライトと、ディープブラックのフロントグリルによって、フロントフェイスが形成されている。インテリアは一貫したデジタル化が施されている。左右のエアアウトレットはジェットエンジンのタービンを模したデザインで、高度な精密技巧とデジタル技術を駆使したMBUXハイパースクリーンとのコントラストを通じて、アナログとデジタルの共存という遊び心豊かな演出とした。なお複雑な形状を持つタービンブレードは、エアコンの空気を効率よく配分する機能を備えている。安全装備はアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック （再発進機能付）、渋滞時緊急ブレーキ機能、ドライブアウェイアシスト等を装備している。右ハンドル設定。