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1968年デビューより7代目となるジャガーのフラッグシップサルーン、ジャガーXJ。軽量アルミニウム製モノコックボディには、V型6気筒DOHCの3L(243馬力)、V型8気筒DOHCの3.5L(267馬力)、4.2Lが自然吸気(304馬力)とスーパーチャージャー仕様(406馬力)、の計4ユニットを搭載。伝統のJゲート式フロアシフトZF社製6速ATが組み合わされる。バリエーションは上から、スーパーチャージドモデルの「スーパーV8」と、19インチ装着のスポーティな「XJR」、V8搭載のXJ8に「XJ8 4.2」と「XJ8 3.5」、V6の新設定「XJ 3.0Exective(エグゼクティブ)」をラインアップする。XJ 3.0エグゼクティブは従来のXJ6 3.0に代わるXJシリーズの新しいエントリーモデルで、先進のオールアルミ二ウム製モノコックボディの大幅な軽量化の恩恵を得る(車両重量1630kg)。加えて、ボディ全長を125mm延長、後席スペースを大幅に拡大したリムジンとなるLモデルをラインアップする。「XJ8 L 3.5」と「XJ8 L 4.2」、スーパーチャージャー付きの「スーパーV8 L」の3モデル。前・後席の左右を独立したエアコン調節を可能にする4ゾーンクライメートコントロール、後席パッセンジャー用に装着されたデュアル6.5インチディスプレイとDVDプレーヤーを装備する。エアサスペンションを標準装備し、車高をすばやく自動的に調整するセルフレベリング機構を持つ。リアシートは、アームレストに埋め込まれたコントロールパネルを操作してCD&MDオーディオや、フロントシートのヘッドレストに内蔵された液晶スクリーンで、TVやDVDを楽しむこともできるリアマルチメディアシステムを用意する。デュアル&サイド&カーテンエアバッグ、ホイールスピンを防いで加速を促し、ドライバーを安全に保護するダイナミックスタビリティーコントロール、緊急時に最大の制動力を発揮させる、エマージェンシーブレーキアシストなど先進の安全装備を標準とする。XJ 3.0エグゼクティブは右のみ、その他は左右のハンドル位置から選択可能。 |