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7年振りにフルモデルチェンジを行ったプレミアムサルーン、アウディA6。新しいアウディのフロントフェイスデザインである台形のシングルフレーム・グリルと、クーペを連想させる流れるような美しいルーフラインと躍動感あふれるダイナミックラインがエクステリアデザインの特徴。バリエーションはエンジンタイプ毎に、4200ccのV8搭載「4.2クワトロ」、3200ccの直噴「3.2FSIクワトロ」、2400ccのFF駆動「2.4」の3タイプ。クワトロ4WDモデルは、ミッションに6速ティプトロニックAT、2.4は無段変速マルチトロニックを採用する。今回、新たにアウディA8に標準装備されている「アダプティブエアサスペンション」を装着。これは電子制御で常にダンピングを制御することにより、スポーツ性と乗り心地を両立させるもの。4.2クワトロに標準、そして3.2FSIクワトロにはオプション設定される。また、すでに標準装着されている最新世代のESP(エレクトロニックスタビリゼーションプログラム)の機能拡張が施され、時速60km以上で走行時、急ブレーキを踏むと自動的に作動し、ハザードランプが点滅、後続車両に注意を促すハザードウォーニングフラッシュ機能とアンダーステア制御機能を追加する。さらに新設計の速度感応式車間距離制御装置である、「アダプティブクルーズコントロール」をスペシャルオプション(受注生産)として設定。全グレードに新たにスポーティな「S−Lineパッケージ」をオプション設定した。インテリアには、フラッグシップモデルアウディA8と同様、最先端のインフォテーメントを提供するMMI(マルチメディアインターフェイス)が採用されている。そのコントロール・ターミナルはセンターコンソールのシフトレバー後方に位置し、ディスプレイはドライバーの視界範囲内に収まるようダッシュボードアッパーカバーに一体化されており、ドライビングを妨げることなく、ナビゲーション、オーディオ、車両の諸設定を直感的に操作できるロジックを採用している。ハンドル位置は2.4は右、その他は左右の設定。 |