第2回目 アウディ人気の秘密に迫る

GooWORLD特集記事 [2016.12.22 UP]

さらなる効率化で300kgもの軽量化を達成
知性を漂わせる魅惑の7シーター
ALL NEW Q7

アウディ Q7 2.0 TFSIクワトロ
アウディ Q7 2.0 TFSIクワトロ

アウディのラインアップのなかで、いまやセダンと肩を並べる存在に成長しているのがSUV。Q7は2006年に初代が登場した3列シーター。10年ぶりに登場した新型は、初代の美点はそのままに、さらに磨き上げられて登場した。

トップオブSUVの大胆なモデルチェンジ

 セダン系のAシリーズに対するSUVを意味するアウディのQシリーズ。フラッグシップとなるのがQ7。SUVがフルラインアップされるメルセデスでいえばGLSに当たる。

 そのQ7もまた、A4シリーズ同様今年フルモデルチェンジされた。初代が2006年リリースなので、およそ10年ぶりの新型車となる。

 今回手が入った最大の目的はマーケットの変更。運動性能を高めながらこれまでよりもラグジュアリー路線に振り、最新トレンドに乗ろうという算段だ。拡大するSUVニーズにおいて、ラグジュアリーSUVはドル箱になる気配がプンプンする。

 そんな新型Q7のテーマは高効率化。ベースとなったのはA4にも使われる新しいプラットフォームで、ボディを構成する素材にもアルミがふんだんに使われる。ドア、フェンダー、ボンネットなどがアルミ製だ。その結果、従来車比最大300kgのダイエットに成功しているというから驚かされる。大人1人60kg換算で5名分に相当する。

 それでいてボディサイズはこれまでとほとんど変わらない。きっとこの辺はマーケットニーズをリサーチした結果だろう。すでに5mを超えているのだから今日的フルサイズといえなくもない。カタログデータ上従来と比べ全長が若干短くなるくらいだ。と同時に運動性能の向上が想像できる。同サイズで300kg軽くなればまさに別モノ。それに今度はオールホイールステアリングなんて装備も用意される。フロントだけでなくリヤホイールも連動して舵取りするのだ。最小回転半径5.7mはそんな技術から生まれた。

アウディ Q7 2.0 TFSIクワトロ

 エンジンの高効率化も見逃してはならない。なんたってこのサイズでありながら2L 4気筒ターボ。従来型がそうであったように、V8エンジンが積まれても不思議ではないが、そうはいかない。アウディらしいインテリジェントなダウンサイジングがここで行われている。もちろんこのほかにも3L V6スーパーチャージャーもある。4気筒が252馬力、V6は333馬力を発揮する。駆動方式はどちらも4駆。自慢のクワトロシステムがここでも重宝される。

 デザインはキープコンセプトで大きな変更はない。グリルまわりのメッキ面積が広くなりキラリと輝くようになったのと、オプションでA8のような先進のマトリクスLEDヘッドライトユニットを手に入れた。インテリアは外観以上にラグジュアリー感を醸し出す。ダッシュボードなどはまさにそうで、サルーン的だ。しかも横方向にスッと伸びた上下2種類のデコラティブパネルが見事にラグジュアリーさを演出する。

 シートレイアウトは2列目だけでなく、3列目も追加できる。その場合、前から2/3/2という配列となる。個人的に優れていると思えたのは2列目で、3名分のシートは個別にスライドとリクライニングができる。真ん中を畳んで左右を別々に使う場面は多そうだ。ちなみに、3列目は電動で分割して倒せる。これも日常使いの中で利便性は高い。といったのが新型のプロファイル。このほかにも5つのモードで切り替えられるエアサスペンションなど、細部までユーザーニーズに応えているのが新型Q7のウリとなる。

アウディ Q7 2.0 TFSIクワトロ

アウディ自慢のMMIナビゲーションシステムは、手書き入力が可能。センターコンソールのパットを指でなぞって目的地を検索することができる。左手というのが少々難ありという点は残るが。

アウディ Q7 2.0 TFSIクワトロ

3列目シートはオプション。電動で畳んでフルフラットにすることもできるのはさすが。

アウディ Q7 2.0 TFSIクワトロ(8速AT)

全長×全幅×全高 5070×1970×1735mm
ホイールベース 2995mm
トレッド前/後 1680/1690mm
車両重量 2000kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 1984cc
最高出力 252ps/5000-6000rpm
最大トルク 37.7kg m/1600-4500rpm
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤサイズ前後 235/65R18
新車価格 804万円〜929万円(Q7全グレード)

AUDI Technology
アウディテクノロジー

照準に合った先進テクノロジー

 つねに自動車業界において先進技術を提案してきたアウディ。Q7の細部を見てもそれは明らかで、さまざまな彼らの技術が搭載されている。エンジン縦置き+クワトロ(4WD)レイアウトもそうだし、アルミを多用した軽量化技術もそうだ。ダウンサイジングしたエンジンとのマッチングもすばらしい。

Engine

Engine

ダウンサイジングされたコンパクトなエンジンを搭載し、前後の重量配分なども見直すことで、運動性能を高めている。

Lightweight

Lightweight

エンジン縦置きのレイアウトとなるQ7のパワートレーン。A4シリーズに使われるMLB Evo(エボ)というアーキテクチャーが採用される。駆動方式はもちろんクワトロとなる。

Air suspension

Air suspension

自動でも任意でも5段階に車高を変えられるアダプティブエアサスペンションを搭載。

Allwheel steering

Allwheel steering

後輪も前輪と同時に角度を変えるシステム。フロントに対し低速では逆に、高速では同方向にリヤが動くことで運転を楽にする。最小回転半径は5.7m。

アウディの「いま」と「これから」をお届け!
AUDI HOT NEWS

高品質で高性能なプロダクトを数多く取り揃え、モータースポーツでも活躍、さらに未来に向けて着々と準備を進めているアウディ。ここでは、そんなアウディにまつわる最新ニュースを紹介します。

文●GooWORLD

MOTOR SPORTS
フォーミュラEにワークスで挑戦!

来たる電動化を見据えたレース活動
フォーミュラEにワークスで挑戦!

 モータースポーツを次世代技術の実験室と捉え、積極的に参加しているアウディがフォーミュラEの2017‐2018シーズンに参戦することを発表。電気モーターを動力とするフォーミュラEへの参戦は、まさにこれからの電動化を見据えた挑戦になる。アウディは、2025年までに、全モデルの25%を電気自動車にすることをすでに発表しているだけに、モータースポーツの分野でも、そのイメージを推し進めていくことになる。

MOTOR SHOW
パリサロン2016現地レポート

新世代モデルが続々と登場
パリサロン2016現地レポート

 デジタル化を連想させるオブジェで飾られたアウディブース。その目玉となったのが、フルモデルチェンジを受けたQ5。第2世代目となる新型は、ボディを拡大しつつも複合素材の採用で先代比で最大90kgの軽量化を実現するなど、従来からの高効率化の流れを加速させたコンセプトとなっている。ほかのモデルも、従来からさらなる性能向上と低燃費化を両立させている。

パリサロン2016現地レポート

省燃費技術「ウルトラ・テクノロジー」による新クワトロシステムを搭載している。

パリサロン2016現地レポート

こちらは新型S5クーペ。さらにA5スポーツバック/S5スポーツバックも公開。ラグジュアリーなスタイルが魅力となっている。

パリサロン2016現地レポート

初公開されたRS3セダン。小さな車体に400馬力という超高性能なエンジンを搭載。もちろんクワトロだ。

パリサロン2016現地レポート

400馬力を発生する高性能な2.5L直5ターボを搭載するTT RS。0-100km加速は3.7秒という俊足。最高速度は250km/h。

TECHNOLOGY
繋がる未来へ。進む運転のデジタル化

 知能的なネットワーク化が自動運転を含めた来たる未来に不可欠だと考えているアウディ。上の写真は現在研究開発中の次世代コックピットの一例で、未来の操作系やディスプレイのトライ。そして右の写真は、「バーチャルトレーニングカー」で、ドライバーはVRヘッドセットを通じてこのラジコンを操縦する。

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MOTOR SPORTS
FIA世界ラリークロス選手権を制覇!

 クラッシュをも厭わない激しいコンタクトが行われることで、クルマの格闘技とも言われるラリークロス。その世界選手権をアウディチームが制覇した。王者となったのは、S1を駆るマティアス・エクストローム選手で、2年連続王者だったペター・ソルベルグを30ポイント突き放すという堂々たる結果だった。

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MOTOR SPORTS
意外とお手頃?レースカー売ります

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 パリサロン2016で公開されたRS3セダンのさらなる高性能バージョンが販売!といっても、こちらはモータースポーツに参戦するためのレースマシンで公道走行は不可。クラブスポーツバージョンが9万9000ユーロ(約1150万円)、6速シーケンシャルを装備するTCRバージョンが12万9000ユーロ(約1500万円)。

TECHNOLOGY
ヒトと環境に優しい新塗装工場の技術

 インゴルシュタットの工場に導入された新しい塗装工場は、加熱エネルギーと水の消費量を20%低減。プレミアムブランドに必要とされる高い塗装品質を実現しながらも、上記のほかに揮発性有機化合物およびCO2の排出量についても、大幅に削減するという。持続可能性についての高い意識が垣間見える。

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TECHNOLOGY
次世代の技術者を育てるプログラム

 ドイツのTHI(テクニカル・ユニバーシティ・オブ・インゴルシュタット)にアウディAGのパワートレーン開発エンジニアが参加した専門コースを開設。次世代パワートレーンの核となる電動化技術を専門とする若いエンジニアを育成している。これは、アウディの将来にも大いにプラスになる取り組みだ。

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TECHNOLOGY
発電できて乗り心地もいい未来のダンパー

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 未来の自動車では、エネルギーの回生技術がますます重要になってくると言われている。現在取り組んでいる「eROT」という技術は、クルマが走行する際のサスペンションの動きを、電気エネルギーとして回生しようというもの。48ボルトの電気システムと電子メカダンパーの組み合わせで構成される。

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