第2回目 ジャガーか?ランドローバーか?

GooWORLD特集記事 [2016.10.27 UP]

LAND ROVER
勢いづく伝説の4駆ブランド

数多くの伝説を築き上げてきたオフロードブランドは、比類なきタフさに優雅さとハイレベルな快適性を身につけ、新たな時代を乗り越えていく準備は整った。新登場のディスカバリースポーツから、さらなる快進撃がはじまる。

文●九島辰也 写真●内藤敬仁(メイン)、北川 泉

ニューモデルに見るオフロードスピリット

 ランドローバーにはランドローバーとレンジローバーというふたつの系統がある。それぞれキャラクターが分かれてきたので、一時期別ブランドにしようとしたのだが、やはりランドローバーの傘の下に両者が存在する方針がとられた。

 レンジ系の独立の気運が高まったのはイヴォーク登場あたり。そもそもレンジローバーが1モデルだったのが、3車種に増えたタイミングだ。ただ、その後ランドローバーがフリーランダーを取りやめたりディフェンダーを生産中止するなど、少々さみしくなった。そんなことも相まって、ひとつのブランドに収まったと考えるのが順当なところだ。

 そんな折に登場したのがこのディスカバリースポーツである。ディスカバリーの弟としてフリーランダーの穴を埋めるように登場した。ただ、ご覧のように見た目はレンジローバースポーツに近いイメージとなる。スクエアなディスカバリーの系統としては洗練されている印象。と思いきや、すでに次期ディスカバリーのティザー広告がはじまり、その理由がわかるようになった。どうやら次期型はこのディスカバリースポーツに近いルックスで登場するようだ。

 ではその中身だが、ハードウェアは従兄弟のレンジローバーイヴォークと共有する。横置きエンジンのモノコックボディというのがそうだし、新しいエンジン工場でつくられるパワートレーンもそうだ。240馬力を発揮する2L直4DOHCターボがまさにそれである。そして、ギヤボックスはZF社製の9速ATが組み合わされる。ジープチェロキーやレネゲードも採用するギヤボックスだが、第1号はイヴォークだった。

 また、これだけスタイリッシュなデザインを持ちながら7名乗車ができるパッケージングであることを忘れてはならない。デフォルトは5名乗車だが、オプションで3列目のシートを追加できる。子供用ともいえるが、いざというときの実用性は非常に高そうだ。

 そんなパッケージングながら実際に走らせるとクルマが小さく感じられる。そこで全長を調べると4610mmしかなかった。Cクラスセダンが4690mmだからそれよりも短い。そのせいか、ハンドリングが軽快で、小刻みよく走りまわる。SUVは背が高いことで大きく見えがちだが、このサイズであれば都内を走りまわるのもラクそうだ。乗り心地は4輪独立懸架の新しいサスペンションシステムがフラットライドを生む。よって快適。それにコーナーでの足の粘りはかなりいい。スタイリッシュで実用性の高い本格派オフローダー、という魅力満載なのである。

Selected model
DISCOVERY SPORT
洗練さを身につけたオフローダー
ランドローバー ディスカバリー スポーツ
ランドローバー ディスカバリー スポーツ

 このクルマはポジション的にはフリーランダーの後継に当たるが、まったく新しいコンセプトで仕上がった。レンジローバー系よりはカジュアルだが、フリーランダーよりも都会的な雰囲気を漂わせる。それと当時よりもオンロード寄りの乗り心地など、日常的な性能を上げているのも注目。ステレオカメラを用いた自動緊急ブレーキや歩行者用エアバッグ、車線逸脱警告、自動ハイビームアシストなど最新のシステムも標準もしくはオプション装備する。4WDシステムでは得意のテレインレスポンスが搭載される。

ランドローバー ディスカバリースポーツ

コクピットのデザインは極めてシンプル。スイッチ類を減らしたことでスッキリした。操作系はモニターの中に収まる。この辺はデザイナー、ジェリー・マクガバン氏のセンスが光る。シートは大きく長距離に向いている。

ランドローバー ディスカバリースポーツ

存在感のある迫力あるボディながら全長4610mmという実用的な寸法で仕上がっている。ボディラインは抑揚があり魅力的だ。

ランドローバー ディスカバリースポーツ HSEラグジュアリー(9速AT)

全長×全幅×全高 4610×1895×1725mm
ホイールベース 2740mm
エンジン 直4DOHC+ターボ
総排気量 1998cc
最高出力 240ps/5500rpm
最大トルク 34.7kg m/1750rpm
サスペンション前 ストラット
サスペンション後 マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤサイズ前後 235/55R19
新車価格 510万円〜723万円(全グレード)

Line-up
個性豊かなSUVラインアップ

RANGE ROVER
レンジローバー
レンジローバー

1970年にリリースされた初代から高級オフローダーの代名詞となるレンジローバー。メーカーとしても最高の技術をこのクルマに搭載する。走りはもちろんインテリアのつくりも最高級となる。

RANGE ROVER SPORT
レンジローバー スポーツ
レンジローバー スポーツ

レンジローバーのマーケットを少しだけ若くしたいという考えで生み出されたモデル。オンロード性能の高さをアピールすることで、大人気SUVカイエンにも対抗する。かなりレーシーなモデルだ。

RANGE ROVER EVOQUE
レンジローバー イヴォーク
レンジローバー イヴォーク

保守的なイメージだったレンジローバーの名をすっかりイメチェンさせた都会派SUV。スタイリッシュなボディにダウンサイジングされたエンジンを積むことで、多くの新しいファンを獲得した。

RANGE ROVER EVOQUE CONVERTIBLE
NEW
レンジローバー イヴォーク コンバーチブル
レンジローバー イヴォーク コンバーチブル

3ドアのイヴォーククーペをベースにしたコンバーチブルモデル。新しいSUVのジャンルとして開発された。より都会的な雰囲気となるが、テレインレスポンスでオフロード走行もしっかりこなす。

新車価格 765万円(全グレード)

DISCOVERY
ランドローバー ディスカバリー
ランドローバー ディスカバリー

ラインアップのなかでオフローダーの第一人者として活躍。オフロードイベントではサポートカーとして活躍するほど信頼性は高い。登場は1989年でこれまで4世代に渡って進化してきた。

※ナンバープレートは、はめ込み合成です。

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