第2回目 続々登場するスタイリッシュSUVで輸入車選びが変わる 1 / 2ページ

GooWORLD特集記事 [2016.08.25 UP]

NEW GENERATION SUV MODELS.
新規参入ブランドによる初モノSUVのインパクト

SUVを作るのは4WDブランド、などと思うひとはもはやいない。超高級車ブランドやFRにこだわるスポーツブランド、スーパーカーブランドが、今日、初めてのSUVを投入してきた。

文●九島辰也

主戦場のSUV市場に続々と流れ込む新勢力

 思い起こせば2002年はSUVの歴史、いやモータリゼーションにおいて大きな節目となった年だ。それまでSUVとは無関係とされてきたカーメーカーが一気に参入したからだ。具体的には、ポルシェ「カイエン」、VW「トゥアレグ」、ボルボ「XC90」がそれにあたる。97年のメルセデスベンツ「Mクラス」、99年のBMW「X5」に続く新規参入組だ。

 あれから15年近く経って、これらのモデルはしっかりと定着している。メルセデスもポルシェもSUVラインアップを構築させているのだから恐れ入る。メルセデスなどは他を圧倒するセダン並みのサイズによるヒエラルキーをこしらえたほどだ。

 そしていま、新たなSUVが誕生した。それがここで紹介するジャガー、マセラティ、ベントレーが生み出したモデルたちだ。

 今後ランボルギーニ、さらにはロールスロイスも参入するという噂を鑑みると、新たに「ウルトララグジュアリーSUV」などというカテゴリーも成立するかもしれない。

 ちなみに、フェラーリはSUV参入への可能性を否定する。「我々のユーザーはそれを期待してはいない」というのだ。たしかに、その辺はダイレクトマーケティングを実践する彼らの強味だ。とはいえ、ライバルの動向は気になるに違いない・・・。

 では、いち早くマーケットに飛び出したベントレー ベンテイガがどう評価されているかというと、これがかなりいい。すでにドイツ、英国ではベントレーブランド全体の台数を10%押し上げたそうだ。そもそも量産といっても一気に台数をマーケットに送り出すことはないが、それでもこの反応はすばらしい。ベンテイガの登場で、新たにリテーラー網の構築を行うそうだから、今後のベントレーからは目が離せない。

 ということで、前ページのスタイリッシュSUV同様、SUV界のニューフィスも見逃せない。高価なクラスなので、装備はもちろんパフォーマンスもスーパーであることは想像しやすい。現にアメリカでベンテイガを走らせたが、走りは異次元であった。初モノSUVは驚きの初体験が山盛りでもある。

NEW
JAGUAR F-PACE
ジャガー Fペース
ジャガーファンからも好評そうなデザイン
ジャガー Fペース

 ジャガー初のSUVがこれ。ピュアな2シータースポーツのジャガーFタイプから由来する「F」の文字が付けられた。つまり、SUVとてDNAはスポーツカーのまま。それを証明するのはボディワークで、パネルやフレームにもアルミが使われ、堅牢かつ軽量化が図られている。スタイリングも22インチホイールなどこだわりを見せる。

ジャガー Fペース

リヤピラーを寝かしたスポーティなシルエットが特徴。テールランプはFタイプ似だ。テーマは軽量化で、アルミを多用した。初期モデルはファーストエディションという限定車。3L V6を搭載する。

ジャガー Fペース
ジャガー Fペース プレステージ(8速AT)

全長×全幅×全高 4740×1935×1665mm
車両重量 1920kg
エンジン 直4DOHCディーゼルターボ
最高出力 180ps/4000rpm
最大トルク 43.9kgm/1750-2500rpm
排気量 1998cc
サスペンション前 ダブルウィッシュボーン
サスペンション後 インテグラルリンク
新車価格 639万円〜981万円(全グレード)

続々登場の新世代ジャガー

続々登場の新世代ジャガー

このところ新型車をリリースし続けるジャガー。XE、XFと続きFペースに至った。このあとは新型XJも噂される。ジャガーブランドの再構築がはじまった。

NEW
MASERATI LEVANTE
マセラティ レヴァンテ
イタリアの情熱が込められた新しいSUV
マセラティ レヴァンテ

 こちらもマセラティブランド初となるSUV。ギブリのプラットフォームをベースに背を高くしスタイリッシュに仕上げた。重心を低く、前後重量配分を均等にすることを念頭に設計されている。ディーゼルで、エアサス車もある。ガソリンエンジン車は今秋発売予定。

マセラティ レヴァンテ

ガソリンの3L V6ツインターボは350psと430psがラインアップされる。パワーにもこだわった。駆動方式はどのエンジンも4WDとの組み合わせだ。

マセラティ レヴァンテ
マセラティ レヴァンテ S(8速AT)

全長×全幅×全高 5003×1968×1679mm
車両重量 2109kg
エンジン V6DOHCターボ
最高出力 430ps/5750rpm
最大トルク 59.1kgm/1175-4500rpm
排気量 2979cc
サスペンション前 ダブルウィッシュボーン
サスペンション後 マルチリンク
新車価格 1080万円〜1279万円(ディーゼルを除く)

拡大マセラティの期待の星

拡大マセラティの期待の星

マセラティ念願のSUVがついに登場。クアトロポルテとギブリ用につくられたトリノの生産工場をフル稼働させることで夢が実現。これで一気に生産台数を稼ぐ。

NEW
BENTLEY BENTAYGA
ベントレー ベンテイガ
トップ・オブ・ラグジュアリーをSUVでも目指す
ベントレー ベンテイガ

 ウルトララグジュアリーSUVの口火を切ったベンテイガ。すでにヨーロッパでは昨秋から販売を開始している。SUV自体初だが、ベントレーはこのモデルで電子デバイスやインターフェイスを一新しているのも見逃せない。エンジンはお馴染みの6L W12。

ベントレー ベンテイガ

ベントレー本来のドライバーズカーとしてのコクピットを持つが、リヤシートも快適だ。新しいカタチのショーファードリブンの誕生だ。販売も好調の滑り出しという。

ベントレー ベンテイガ
ベントレー ベンテイガ(8速AT)

全長×全幅×全高 5150×1995×1755mm
車両重量 2530kg
エンジン W12DOHCターボ
最高出力 608ps/5250-6000rpm
最大トルク 91.8kgm/1250-4500rpm
排気量 5950cc
新車価格 2695万円

機能性も大幅に進化

機能性も大幅に進化

これまでインターフェイスでライバルに遅れを取っていたベントレーだがこのクルマで一気に巻き返しを図った。エンターテイメントシステムも進化している。

QUESTION

SUVとしてのパフォーマンスは?

 昨今の4WDはセンターデフを持たない電子制御タイプが主流。つまり、コンピューターによる統合制御でクルマをコントロールする。ヒルディセントコントロールなどがその代表例だろう。ロードクリアランスを上げれば、オフロードでもそれなりに走れるのだ。

SUVとしてのパフォーマンス

プレミアムモデルとしてデザインの違和感はない?

イアン・カラム氏
イアン・カラムは、Fペースのデザインには、ジャガーの他のモデルの要素が込められていると語る。

 ひと昔前までは違和感はあっただろうが、今日のスタイリッシュSUVの流れで、それもなくなったと思われる。風穴を開けたイヴォークに続くFペース。SUVでもこれだけ自由なカタチができることが証明。今後コンバーチブルが出れば、さらにこの傾向は加速するだろう。

※ナンバープレートは、はめ込み合成です。

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