第1回目 VOLKSWAGENを手に入れる

GooWORLD特集記事 [2017.04.20 UP]
VOLKSWAGENを手に入れる
フォルクスワーゲン ティグアン
写真●内藤敬仁

ブランドの由来がまさにモータリゼーション。自動車交通の発達そのものであるフォルクスワーゲンは、だれもが移動の自由を享受し、生き生きと暮らすための優れた道具として自動車を発展させてきた。そして、自動車が一家に一台という時代がやってきたいまでも、環境への対応、交通事故による死傷者の低減といった今日的なテーマに対応すべく、フォルクスワーゲンはその歩みを緩めるどころかむしろ加速させている。その象徴とも言えるのが、2016年11月に本国で発表された、今後10年間の世界戦略「TRANSFORM 2025+」だ。ここでフォルクスワーゲンは、第一段階として2020年までにボリュームセグメントのリーダー的な存在として事業基盤を確立し、その後第二段階として、電気自動車をブランドの中核として、2025年には「e-Mobilityのグローバルリーダーになる」と宣言した。そしてその先、2030年には、「オート・モビリティのグローバルリーダー」を目指すという。ドイツの国民車から世界の国民車へ。今月は、未来を見据えて進み続けるフォルクスワーゲンについて、あらためてその魅力の秘密に迫る。

期待の新型SUVに込められたVWの最新テクノロジーを知る
VOLKSWAGEN TIGUAN

フォルクスワーゲン ティグアン

アメリカを発端に欧州、そして日本へと広まったSUVブームがさらに加速するのに合わせて、VWがティグアンを全面改良。そこに込められた新技術には、VWの最先端がギュギュッと凝縮。まさに旬な1台となった。

文●GooWORLD 写真●内藤敬仁、澤田和久

新型プラットフォームでより安全で快適に進化

フォルクスワーゲン ティグアン

 セダン、ハッチバックに続く乗用車の定番スタイルとして我が国でも定着しつつあるSUV。とくに扱いやすいボディサイズのコンパクトSUVはファミリーカーの主流となりそうな勢いだ。VWはこのクラスにティグアンを2008年に導入、オン・オフを選ばないオールマイティなキャラクターが幅広いユーザーに支持され、約9年に渡って販売され続けるロングセラーとなった。そして2017年、新世代のプラットフォームを採用した待望のセカンドジェネレーションが登場した。

 新型の特徴は、まずプロポーションが一新されたこと。いかにもSUV的でコロンとしたフォルムだった初代に対して、新型は全長が70mm長く、全幅が30mm広くなり、逆に全高は35mm低くなった。そこに横基調の最新VWデザインが相まって、新しいティグアンはシャープかつハイクラスなイメージを獲得することに成功。車格がひとクラス上がったような印象を与えている。室内に入るとその印象はさらに加速。まるでパサートのようなシンプルでいて上質なデザインと質感。さらに装備レベルも大幅にアップし、先進安全装備を備えることに加えて、最新のインフォテイメントシステムを採用。搭載されるパワートレーンもVW自慢の高効率ユニットで、燃費性能も16.3km/L(JC08モード)と優秀。

 全方位に渡り改良を受けた新型は、最新SUVのなかでも、一気にトップレベルに躍り出たと言えるだろう。

INTERIOR インテリア
INTERIOR インテリア

ブラックで統一されたインテリアは、飽きのこないシンプルなデザイン。先代からホイールベースが拡大され、後席のニースペースが29mm広くなった。快適性は上級サルーン顔負けである。

ENGINE エンジン
ENGINE エンジン

エンジンは全車1.4L TSIを搭載。気筒休止システム、アイドリングストップ、ブレーキエネルギー回生システムを採用し、JC08モード燃費は先代の14.6km/Lから16.3km/Lへと向上した。

UTILITY ユーティリティ
UTILITY ユーティリティ

通常時は615L、後席をたためば1655Lにもおよぶ広大な荷室。開口部下端の高さが低くなり、積み込みも楽になった。ハイラインとRラインには、両手が塞がっているときにも開閉できるパワーテールゲートが選択可能。

フォルクスワーゲン ティグアン Rライン(6速AT・DSG)

全長×全幅×全高 4500×1860×1675mm
ホイールベース 2675mm
トレッド前/後 1590/1580mm
車両重量 1540kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 1394cc
最高出力 150ps/5000-6000rpm
最大トルク 25.5kg m/1500-3500rpm
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤサイズ前後 255/45R19
新車価格 360万円〜463万2000円(全グレード)

ジャーナリストに聞く新型ティグアンのここに注目

自動車ジャーナリスト 石井昌道の視点

これぞまさに正解!いい意味でゴルフ的なSUV
石井昌道

 生まれ変わったティグアンに乗ってみてまず感じたのは、新しいゴルフやパサートが誇る「究極のデキのよさ」といえるだろう。とくにゴルフとはプラットフォームを共有していることもあるのだろうが、走りの安定感や機能性の高さにおいて、いい意味で「ゴルフらしさ」に気づかされるのだった。日本でリリースされるのは現状FFのみであるが、4WDモデル以上にスッキリした乗り味も素晴らしい。また、デジタル化も大きく進展していて、ますます便利になっている。安心して購入できるコンパクトSUVの登場を素直に喜びたい。

カーライフエッセイスト 吉田由美の視点

ワクワクさせるのではなくずっと一緒にいたくなる存在
吉田由美

 少し重めのドアを開けた瞬間から、身体に伝わってくるのは「ドイツのクルマらしい安心感」です。すべてにおいてハイレベルに仕上げられていて、優等生ぶりが感じられる新型ティグアン。「彼女」というようなワクワク感というよりは、むしろ「奥さま」という安定感こそが魅力のモデルだといえるでしょう。SUVとしての使い勝手も申し分なし。日々の生活からレジャーまで、いつでも、いつまでも仲よく連れ添ってくれる素敵なパートナーみたいな存在です。それって、人間だけでなく、クルマとの関係でも理想的ではないでしょうか。

自動車ジャーナリスト 九島辰也の視点

自己主張を抑えたグリルはVWのユーザー層にマッチ
九島辰也

 注目したいのはスタイリング。パサートで好評だったデザイン言語を取り入れてVWとしてのファミリー感を表現すると同時に、VWを好むユーザーの嗜好をしっかりと受け止めていると思えるからだ。それを象徴するのが、薄く横に広がったフロントグリル。ライバルが大きなグリルを採用して自己主張を強めているが、もっと落ち着きのあるデザインがいいと思うひとも少なくないわけで、そこを新型ティグアンは上手にケアしている。乗用車的になった車両全体のプロポーションはトレンドだが、ユーザーの間口を広げるだろう。

DISCOVER PRO搭載で輸入車でありながら「つながるクルマ」に

全車標準装備されるVolkswagen Car-Net

 ティグアンに全車標準装備されるのが「Volkswagen Car-Net」というモバイルオンラインサービス。「ハイライン」以上のグレードでは、インターネットにつなげることでナビの検索機能や案内精度を高める「Guide&Inform」を標準装備。また全車に搭載される「App-Connect」では、スマホなどの端末にUSB接続を行うことで、端末アプリを楽しむことができる。

SSD 64GB

8インチの大型フルカラータッチスクリーンに、レスポンスのよい大容量SSD 64GBを搭載。

Guide&Inform

「VolkswagenCar-Net」の大きな機能のひとつが「Guide&Inform」。また、Googleマップを表示させることも可能だ。

Guide&Inform

テレマティック機能「Guide&Inform」では、駐車場の空きやガススタンドの料金まで、即時性を持った情報を提供する。

VolkswagenCar-Net

「VolkswagenCar-Net」のコネクティビティ機能ではスマホアプリを車載の画面で操作可能。各社のスマホに対応する。

App-Connect

注目なのが「App-Connect」機能。スマホと連携させることで、カーライフが一層便利に。愛車の所在地や状態がわかる。

※ナンバープレートは、はめ込み合成です。

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