【気になる中古車試乗判定】ランドローバー レンジローバー スポーツ 1 / 2ページ

旬のクルマをクローズアップ [2017.06.22 UP]

人気自動車ジャーナリスト(と編集スタッフ)が真剣チェック!
気になる中古車試乗判定 ランドローバー レンジローバー スポーツ

ランドローバー レンジローバー スポーツ
2015年式 LAND ROVER RANGE ROVER SPORT

一般ユーザーが乗っている使用過程車をテストすることで、新車ではわからない実力をチェックするのがこのコーナー。売れ線中古車の本当のトコロを厳しい目線でインプレッション!果たしてその結果やいかに!?

文●竹岡圭、九島辰也、GooWORLD 写真●GooWORLD

今月の中古車は ランドローバー レンジローバー スポーツ

トップモデルにふさわしい
ゴージャスなインパネまわり
ランドローバー レンジローバー スポーツ コックピット

 レンジローバー系のモデルはどれも豪華なつくりだが、この「スポーツ」もブランドに相応しいクオリティ。直線基調のデザインは、旧世代のレンジを知っているひとには馴染みやすい。また見晴らしのよさも特徴で、大きな車体にも関わらず見切りがよい。見やすいナビも埋め込まれる。

サポート性のよい
レザーシートを装備
ランドローバー レンジローバー スポーツ 内装

 車名の「スポーツ」からもわかるとおり、レンジローバースポーツは、オンロードでの高速ツアラーも念頭に置いて開発されている。内装は全体的にスポーティで、サイドサポートにも優れたシートが備わるので快適。リヤシートの居住性も高く、実用面では文句無しと言っていい。

V6とV8、ふたつの
エンジンから選べる
ランドローバー レンジローバー スポーツ エンジン

 大別すると3L V6ターボディーゼル、3L V6スーパーチャージャー、5L V8スーパーチャージャーという3タイプのエンジンが用意される。ディーゼルV6は258馬力、ガソリンV6は340馬力と、そしてガソリンV8には通常の510馬力仕様に加え、「SVR」の550馬力仕様も設定されている。

シートをたためば
広大な荷室が確保される
ランドローバー レンジローバー スポーツ ラゲッジスペース

 この手のクルマに期待するのは、居住性とラゲッジスペースの広さ。車高が低く、スポーティ寄りのレンジローバースポーツでもフル乗員時のラゲッジは広い。リヤシートを倒せばさらに拡大されるほか、サスペンションの張り出しがなく使いやすいのも特徴。あらゆるシーンで活躍してくれるはず。

ランドローバー レンジローバー スポーツ 試乗判定レビュー

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)
自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

快音を響かせながらレンジローバー スポーツをドライブする九島さん。エアサスは電子制御によって速度や状況に合わせた最適な車高と減衰力を提供。車内の静粛性も非常に高い。

あらゆる道を制覇する高級SUV界の王者

編集部●気になる中古車を実際に試乗することで、その実力をチェックしようというのがこのコーナー。今回はイギリス・ランドローバーから、レンジローバー スポーツが登場です。お借りした車両は個人所有で2015年モデル、グレードは「HSE」、走行距離は1.9万kmです。

九島●またすごい高級車がきたね。

編集部●今回紹介するのは、レンジローバー スポーツとしては2代目にあたるモデルになります。

竹岡●そうだったね。初代はもっと角ばった形だったっけ。

九島●2004年のデトロイトモーターショーで「レンジストーマー」というコンセプトカーが出品されたんだけど、その翌年、レンジローバースポーツが登場したんだよね。

竹岡●そう考えると、けっこう前からあるモデルなんだ。

編集部●2代目が日本に導入されたのは、2013年11月から。3L V6スーパーチャージャー(S/C)を搭載する「SE」、「HSE」。そして、5L V8 S/Cの「オートバイオグラフィーダイナミック」という3モデル展開です。

竹岡●今回のはV6の高い方ね。

編集部●そうです。2015年10月には、スポーティテイストを強めた「HST」(3L V6 S/C)とハイエンドの「SVR」(5L V8 S/C)を追加。ここまではすべてガソリンモデルでしたが、2016年12月の一部改良でディーゼルを追加し、グレード構成も少し変更されました。

九島●運転席のメーターが液晶のやつも選べるようになったね。

編集部●ありがとうございます。さて、そんなレンジローバー スポーツですが、新車価格は1000万円クラスですので、かなり敷居が高い。でも、中古車なら現行型でも、600万円後半から流通していますから、ちょっと夢があるかなと。

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

竹岡●最近のSUVはあんまり荒々しく使われることもないだろうから、中古車はアリだよね。とくにレンジは、まず乱暴に扱われてないでしょ。

九島●そもそも論なんだけど、レンジローバーって、SUVというジャンルでは語れないのかもしれない。

編集部●それはどういう意味ですか。

九島●レンジローバーといったら、だいたいこういう感じでしょ。四角いスタイルで、オフロード性能はすごいんだけど、街中でも上質な乗り味で室内にも高級感があるっていう。

竹岡●そういうクルマしか作ってないからね(笑)。

九島●むしろほかのメーカー、マーケットが、レンジローバーという存在に近寄ってきたわけ。何しろレンジローバーは1970年から作り続けられているわけだから。でも、ランドローバーも世のニーズをみていて、レンジローバー スポーツという存在でちゃんと対応したんだよね。

竹岡●レンジローバーを変化させるんじゃなくて、レンジローバースポーツという新しいモデルを立ち上げたのも上手だよね。廉価版ではなく、ユーザーフレンドリー。砂漠は行かないけど、本格的な性能がほしいってひと向けかな。

九島●初代はメカがディスカバリーだったけど、2代目はレンジがベース。そういう意味でもいいね。

編集部●では、そろそろ試乗の方、よろしくお願いします。


編集部●さて、試乗から戻ってまいりましたが、乗り味などのお話をさせていただければと。それにしても、今回はいつになく九島さんがノリノリでしたね。

竹岡●なんか自分のクルマみたいに馴染んでた(笑)。

九島●レンジローバーは日本だけじゃなくて、本国でも含めてこれまでたくさん乗ってきたからね。

編集部●そんな九島さんの評価が気になるのですが、いかがですか?

九島●いいと思うよ。試乗した個体が2万kmくらいだったというのを差し引いても、まったく問題なし。ただ、個人的にはV8がいいな。

竹岡●この3L V6だってけっこう速いんだけどね。スーパーチャージャーもついてるし。レンジと言えばさ、昔初めて試乗したとき、ドラポジを取ろうとしても足が届かなかったのね。でも、このクルマはそんなことなかった。私は身長160cmなんだけど、ちゃんと運転しやすかった。

編集部●どんなひとにオススメできますか?

竹岡●いろんなブランドがSUVを出していて、どれも性能的には十分以上。それでも、レンジには独自の世界観がある。「高級SUVといえば、やっぱりレンジローバーでしょ」っていうひと向けなんじゃないかしら。

九島●子供のときから服装がトラッドなひとっているじゃない。いるでしょ?デフォルトが紺ブレ、ボタンダウンっていう。そういうひとにはぴったりだと思うよ。

竹岡●わかる!そして似合う!

編集部●英国王室御用達ですから。上品な格好とのマッチングがいいのでしょう。まさに輸入車のなかでも「ブランド物」ということですね。

※ナンバープレートはハメ込み合成です。

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