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VOLKSWAGEN POLO GTI |
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■発表 2005・12 |
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歴代ポロで最強のエンジンを搭載
新たな「GTI」伝説なるか |
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欧州に先駆け日本でセンセーショナルなワールドデビューを果たしたポロGTIは、じつにパワフル。ゴルフとともに、新たなGTI伝説を生むこと間違いなしだ。
歴代ポロで最強となる1.8Lターボを搭載するだけのことはあり、GTIはインパクト抜群。フルスロットルをくれた瞬間から、油断ならないパワフルさを体感させられる。なにしろ6500回転まで一気に吹け上がり。6800回転で働くリミッターにオーバーレブを警告されること2度3度。パンチがきいているだけに、急発進時、路面によってはトルクステアをなだめる必要もあった。好スタートを切って、小気味よい5速MTを素早く操れば、実力派のスポーツ車もまっ青というダッシュを見せる。0〜100km／hは8.2秒、0〜1kmは29秒足らずで最高速216km／hというデータが、並のホットハッチでないことを物語る。
100km／hは、5速2400、4速3200、3速4200、2速6200回転とハイギヤリングながら、低中速域のねばり強さも見逃せない。5速では40km／h（約1000回転）からでも加速がきき、60km／hからは活気を取り戻すから扱いやすい。
ノーマルに対し15mmローダウン、強化サスに16インチ高性能タイヤを履くGTIは、ロードホールディングも優れている。手ごたえ十分な2.8回転のパワステにクイックに応答、山道をハイペースで駆け巡る。ただ無造作にアクセルを踏み込むと、ジャジャ馬と化すこともあるので、アクセルワークはデリケートに。 |
| 文●横越光廣 写真●菊池貴之 |
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●ハニカム状のグリルとそれを囲むレッドラインはGTIの証。ツインエキパイにルーフスポイラー、5本スポークアルミホイール＋205／45R16などが精悍だ。 |
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●ファブリックのバケットシートはGTIにふさわしくサポート性がよい。ラチェットレバーが大きいリフターは、操作性もよく、好ポジションをもたらしてくれる。 |
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●後席スペースは必要にして十分。背もたれは硬めで、形状と相まって背筋に気持ちよい。2ドアは前席がイージーエントリー機構付きで、乗降性は悪くない。 |
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●スポーツマインドをそそる室内は上質感もある。テレスコ＆チルト機能付きレザーリム・ステアリングと5速MTの操作感は上々。見やすいメーターなど全体に機能的。 |
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●荷室の使い勝手はなかなかのもの。容量は標準時で270L、60対40分割可倒式の後席を倒せば1030Lに拡大。フルサイズのスペアタイヤを装備してというから立派。 |
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●インタークーラー付きターボ装備の直4DOHC5バルブ（吸気3、排気2）は、いたってパワフル。1950〜4500rpmにわたり最大トルクを保つだけに扱いやすい。 |
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■ブラックマジックパールエフェクト ■フラッシュレッド
□キャンディホワイト ■トッサブルーメタリック
※ほか2色あり |
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