アグレッシブなネコ科のフロントマスクがアイコンの207。今回追加された207SWは、サイドまで回り込んだリヤコンビネーションランプとリヤウインドウの大胆なデザイン処理によって、シリーズ内でもっともダイナミックなスタイルに仕上げられている。フロントからリヤに伸びる特徴的なアイラインとのバランスもハッチバックよりもリヤにボリュームのあるSWの方が良く、サイズを超えた存在感を感じさせる。
207ハッチバックよりもリヤオーバーハングを120o長く伸ばされたとはいえ、全長4150×全幅1750×全高1535oという3サイズは、5名乗車が可能な輸入車ワゴンではもっともコンパクト。206SWは全長4030×全幅1675×全高1475oだったので、ひとまわり大きくなった分、居住性、ラゲッジスペースともに拡大されている。
とくに使い勝手が良くなったのは可倒式リヤシート。先代はダブルフォールディング式だったが、207SWではロック解除ボタンを押して、シートを倒すと、自動的に座面が沈み込み、ワンタッチでフルフラットな空間が出現する。
今回試乗したのは120馬力仕様の標準モデル。普段使いでは必要十分なパワーだが、乗車人数が多いときや荷室に大量の荷物を積んだときには低回転域でのトルクがもう少し欲しくなる。スポーツワゴンとして本格的に走りも楽しみたい人にはシリーズ最強の175馬力ユニットを搭載する207SW・GTiがオススメ!