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PEUGEOT 207 GTi |
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■発表 2007・6 |
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走りの質感がさらに向上
207シリーズ注目のホットハッチ |
往年の名車である205GTI
その系譜にあたるホットハッチが207GTi
はたしてその実力はいかなるものか |
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205GTI、206RCと続いたコンパクトプジョーのホットモデルの系譜は、207では最後が小文字のGTiに戻った。今年のジュネーブショーで発表されたときは207RCとアナウンスされていたが、日本では英国などと同じようにGTiを名乗るようになったのだ。
1.6L直噴ターボエンジンを搭載した3ドア5速MTのスポーティモデルという点は、ひと足先に上陸していた207GTと同じ。しかし最高出力は150馬力から175馬力にアップしており、24.5kgmの最大トルクは3速以上でプラス2kgmになるオーバーブースト機構がつく。
GTでは扱いやすさと静かさが印象的だったエンジンは、スポーツユニットらしいメリハリのある性格に変身。1速のギヤ比が高くなっているために、発進の瞬間は大人しいが、直後に過給が始まってからの加速は強烈。その勢いはトップエンドまで鈍ることなく、とくにオーバーブーストが効く3速以上での速度の伸びは豪快。おまけにサウンドは低く太くなっていて、気分を盛り上げてくれる。
バケットシートは見た目どおりのタイトなサポートと低いヒップポイントが挑発的だが、さすがフランス車、ガチガチではない。おかげで乗り心地はGTとそんなに変わらない。でもハンドリングの楽しさは一枚上。プジョーの伝統でフロントの接地感が高いだけでなく、リヤのグリップがとにかく安定していて、ブレーキの効きもGTより確実にハイレベルだから、自信を持ってペースアップできるのである。 |
文●森口将之 写真●保坂 寛 |
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●ボディ同色バンパー、大型ルーフエンドスポイラー、2本出しマフラーなど、GTとの違いはリヤに集中している。ヘッドランプやドアミラーも変更される。 |
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●アルミホイールは専用デザイン。タイヤサイズはGTと同じだが、ブランドがBSポテンザになる。ブレーキもハイスペックになった。 |
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●キャビンでいちばん目立つのはフロントのバケットシート。リヤシートまでサポート重視の2人掛けに変更。このあたりの仕立ては206RCに似ている。スペースは他の207と大きな差はない。 |
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●インパネはセンターなどのアクセントがシルバーになり、メーターはチェッカー模様のダイヤルになることが特徴。206RCは左ハンドルだけだったのに対し、こちらは右ハンドルのみとなる。 |
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●1.6L直噴ターボエンジンの見た目はGTと変わらないが、タービンを鋳鉄製から鋼鉄製に変更するなどして150馬力から175馬力にアップ。 |
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□ビアンカ・ホワイト ■アルミナム・グレー ■シャーク・グレー
■オブシディアン・ブラック ■エーゲ・ブルー |
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