待望の4ドアモデルとなるクロスオーバーも発表され、世界中でますます人気が加速しているMINIが内外装をリニューアルし、装備内容を一新するマイナーチェンジを受けて登場した。
スタイルの変化は、「MINIであること」はそのままに、より品質感を高めつつ安全性を引き上げることが目的。並べて見なければ変化には気がつきにくいものの、ひとつひとつのディテールは魅力的だ。
エクステリアの変化を具体的に説明すると、クーパーおよびワンは、バンパーとエンジンフードを歩行者保護のために、より丸みを帯びたスタイリングに変更。クーパーSの新バンパーは、エンジンとブレーキに空気を導入する能力が向上されている。そしてクラブマンは、リヤバンパーがワイド感を際立たせるデザインになった。なお、全車にダイナミック・ブレーキ・ライト機能を備えるLED式テールランプが採用されたのもトピック。
2010年3月以降の生産車両から環境性能を高めた新エンジンを搭載し、回生ブレーキやMT車へのアイドリング・ストップ機能を採用するなど、こまめな改良を実施。今回の改良(2010年8月生産以降)にともなう車両型式認証により、クーパーSのAT仕様もエコカー減税対象モデルになった。
試乗したのは、ワンのMT仕様。排気量アップとMTの組み合わせによって、活気のある加速を見せるようになったこと。そして、ラインアップ最安価モデルにも関わらず十分以上の装備と質感を備えることが短時間の試乗でも確認できた。
ハードウェアのレベルは依然としてクラスの第一級を誇るMINIだけに、内外装をブラッシュアップし、ボディやインテリアカラーの選択肢を充実させた今回の改良はユーザーメリットが大きい。プレミアムでスポーティなコンパクトカー界のファッション・リーダーは、まだ当分その座を譲りそうにない。
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