 アンリミテッドは、お馴染みラングラーの4ドア版。日本に導入されてから、ラングラー全体の約8割がこのモデルになったというから恐れ入る。まさに陰のヒット商品だ。そんなアンリミテッドの2009年モデルは基本的にキャリーオーバー。センターコンソールに中敷きができたことで上段に小物、下段にCDが入れやすくなったことと、センターコンソールの最下部にネットが付いたくらい。このネットはケータイやiPodの収納場所となる。
さて、そんなアンリミテッドに久々に乗り込んだ。何年もジープを乗り続けているワタクシにとっては気持ちのいいひとときである。で、その乗り味は、ジープとしては快適であり、普段使いにもまったくもって問題ない。サイズもワイドこそ少々気になるものの、長さは見た目よりずっと短く取りまわしが楽。四角いボディは見切りがよく、コインパーキングも恐れるに足りないといったところだ。
ただ、“ジープとしては”というのは、最近のSUVと比べるとそれなりに古めかしさを感じるから。高速での振動や風切り音、下り坂でのブレーキングに弱点もチラホラ見える。最近のモノコックSUVは相当グレードが高いということだ。
が、そこでもしこのクルマの購入を控えるのであれば大間違い。このスタイリング&乗り味こそラングラーであり、価値がある。垂直に近いフロントウインドウ、その先のスクエアなボンネットはただ者じゃない。運転するたびに目に入るその光景はこのクルマが特別であると感じさせてくれる。そう、これこそオンリーワンなのだ。
エンジンはワングレードの3.8L V6を搭載する。ミニバンにも採用される信頼性の高いユニットだ。グレードはスポーツ/サハラ/ルビコンの3種。おススメはルビコンだが、サハラのカラードフェンダーも捨てがたい。
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