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ALFAROMEO ALFA 159SPORTWAGON |
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■発表 2007・4 |
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スタイリッシュさは変わらずに
中身は劇的な大変身を遂げている |
ワゴンであっても、その価値はけっして実用性だけにはとどまらない……
1台であらゆるシーンを華やかに演出してくれるスタイリッシュワゴン
大ヒットした156スポーツワゴンの後継モデルは、意欲的な変身を見せつけてくれた |
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群雄割拠のCDセグメント・プレミアムワゴン界にあって、艶やかなスタイルとスポーティな走りを武器に、独特のポジションを築き上げたのがアルファ156スポーツワゴン。07年春に日本上陸を果たした159スポーツワゴンは言うまでもなく、その成功路線を継承する正統な後継車だ。
ひとまわりサイズアップした159は、巨匠ジウジアーロが造形を手がけたモデルで、ワゴンボディでも変わらぬダイナミックさやスポーティさを表現。そのうえでラゲッジ空間を大幅に拡大し後席居住性も改善したのだから、156の実用性に不満を持っていたファンには歓迎されることだろう。
全体に渡る質感の向上、装備の充実化も見逃せない点で、どこを見ても車格は1ランクアップ。「157」ではなく「159」を名乗る理由がそこにあるわけだ。
そして走り出せば、アルファ・スポーツワゴンの車格アップをより深く実感させられる。軽快感やキレの鋭さを特徴とした156に対して、159ははるかに重厚な走りを持ち味とするのだ。とくに、V6ユニットと4WDをドッキングした3.2JTS・Q4は、ドッシリとした安定感や骨太な操縦フィーリングが印象的だ。
そんな159ワゴンの走り味は、同じメカ構成の159セダンと比べてもマイルド方向。回頭時のタイムラグに、60kgほど増加した重量を意識させられることになる。ワゴンの車重は1830kg。見た目から想像するより、159のV6は重量級の仕立てなのだ。
とはいえ、ガシッとした剛性感を伝えるシャシーやボディ、高速走行域や悪天候時に大きな安心感をもたらす4WDメカに着目すれば重量増も十分に納得できる。車台からの一新を遂げた159が真価を発揮するのは、なんと言ってもハイスピードの長距離走行。疲れ知らずのドライブを提供する。
と言うと、優等生なキャラクターを持つ退屈なクルマになったと勘違いする人もいるかも。でも……ひとたび鞭を入れれば、159スポーツワゴンはアルファの本性を現す! 前43対後57の後輪寄りの基本駆動力配分が奏功。常時4駆にありがちなアンダーステアは軽微に抑えられ、どんな場面でもステア操作に正確に反応するようにしつけられているから、ワインディングに踏み入れた159はまさに水を得た魚の印象だ。
「後ろが少し重いかな?」と感じる程度で、ワゴンボディにまつわる弱点もうまく押さえ込まれているため、本気でスポーティなドライビングを楽しむことができる。
また、待望の6速ATと3.2LV6JTSのマッチングも良好。セダンに設定のMTとのコンビでは、ボトムのトルクが貧弱に感じられる場面があるが、ATの場合は発進から高速域に至るまで力強い加速感を提供。クルージングのゆとりや静粛性も高いレベルにあり、スポーティさとイージードライブを高次元で両立させている。
官能的な吸気音を奏でないのはアルファとしては寂しいが、GM系シリンダーブロックと独自のJTSヘッドを合体させた新世代V6は、野太い排気音でスポーツ性を主張! 欲を言えば高回転の伸びとキレをより強化してほしいが……現時点でも完成度は高い。
なお、ワゴンではセダン以上に家族ユースを考える人が多いはずだが、18インチを履かせると乗り心地は硬め。セダン以上にタイヤの重さを意識させられる。と言うことで、「快適性も大切」という家族思いのアルフィスタには、17インチ装着車をお薦めしたい。 |
| 文●森野恭行 写真●中村宏祐 |
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●標準サイズは225/50R17だが、「ヴィラ・デステII」は235/45R18タイヤを標準装着。足元をより逞しく見せ、ダイナミックなスタイルを強調する。この試乗車はピレリP-ZEROを履く。 |
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●ポルトローナフラウ社製のレザーシート&ドアトリムは、パッケージオプション「ヴィラ・デステII」に標準。ブラックのほかベージュ内装も設定される。充実のシート調整に、チルト&テレスコステアも装備。ドラポジの自由度は高い。 |
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●センターに3連サブメーターを配したインパネは、アルファらしいスポーティムードを主張。多機能ディスプレイ、オーディオコントローラー付きステアリング、デュアルゾーン式フルオートエアコンを標準化するなど、機能や装備も充実している。V6ユニットと組みあわされるのは、マニュアルモード付き6速ATのQ-トロニックだ。 |
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●テールゲート開口部の段差は残るが、445Lの容量(156から85L増量)を確保したラゲッジの実用性はなかなかのもの。アームレストスルーを利用すれば、スキー板などの長尺物を収納することも可能だ。上質なトリムを施すなど、クオリティにもこだわっている。 |
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●直4&V6の2つのJTS(直噴ガソリン)ユニットを設定。185馬力の2.2JTSはFF、260馬力の3.2JTSはQ4(フルタイム4WD)を採用し、キャラクターの違いはハッキリしている。 |
■アルファレッド ■アルファ・シルバー ■ルビーノ・レッド
■オチェアーノ・ブラック ■オルトレマーレ・ブルー ■ストロンボリ・グレー
■カーボン・ブラック |
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細部にまで神経が行き届くラゲッジ
6対4分割可倒式の後席を倒せば、荷室容量は1235Lにまで拡大。レジャーユースでも頼もしい能力を発揮する。さらにアッパーラゲッジルームネットを内蔵したカートリッジ式トノカバーやサイドシェルフボックス、カーゴフック&ネットなども標準化。「ヴィラ・デステII」はアクセサリー電源ソケットまでを採用し、ワゴンならではのユーティリティを追求している。 |
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