- KEYWORD
- 【レジェンド】
- 自動車の歴史が長く、また豊かな自動車文化を育んできたアメリカ。そこには多くの「伝説」と呼ばれるクルマたちが存在する。また、エンジンの乗せ替えやレストア、カスタムが日常的に行われるため、往年の名車に街で出会うこともある。
- WRANGLER's
Legend! - 変わらずに愛されるアイコン
- 変わるモノもあれば変わらないモノもある。で、ジープは不変だと言う話。どんなに時代が移ろうと60年以上経ったジープのアイコンは受け継がれる。もちろんそれはデザインの話で、中身はしっかりと進化している。
- SPEC.
- ジープ ラングラーアンリミテッド サハラ（5速AT）
- 全長×全幅×全高：4705×1880×1845mm
車両重量：2040kg
エンジン：V6DOHC
排気量：3604cc
最高出力：284ps／6350rpm
最大トルク：35.4kgm／4300rpm
価格：368万〜413万円（全グレード）
みんなを笑顔にする最強のキャラ車
戦後レジャービークルとして生まれ変わったジープだが、そのアイコンとなるラングラー系は伝統的なスタイリングを受け継ぐ。コードネームこそCJからYJ、TJとなり、現行型はJKとなるが、どこから見てもジープとわかるアイデンティティが備わっている。ただ、JKは4枚ドアのアンリミテッドが加わったことでマーケットはグッと広がったのはたしか。日本もそうだが、世界的にその人気は高い。ハードウェアはリヤサスがリジッドだったりするが、エンジンはV型になるなど乗りやすさは増している。また、プリミティブなデザインが、カスタムベースとしても高い人気を得ている。
- ●ルックスだけでなく、タフなアウトドアユースにも十分応えるあたりはさすがジープ。ルーフやリヤパネルも脱着できるので開放感もマックス。
- in the USA
- 4WD
- アメリカ陸軍の要望で生まれたジープ。その要望書の中には、シンプルな4WD機構が条件として盛り込まれていた。センターデフを備えるそれはタフなシステムとして今日も使われる。信頼性の高さはピカイチ。
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- 【スマート】
- いまやアメリカ車とて、コンパクトカーも得意科目。各メーカーはそれぞれ提携先と共同開発し、それをラインアップする。モノコックボディのFWDベースで省燃費エンジンを搭載するなど、スマートな仕上がりが目立つ。
- COMPASS's Smart!
- 洗練された都会派4WD
- 道なき道を突き進む、タフでワイルドな4WDブランドのジープ。その末っ子とも言えるコンパスは、グラチェロ顔がラグジーな雰囲気を漂わせ、都会的に洗練されたスタイルが魅力だ。はじめてのジープ、はじめてのアメ車にもお薦め。
- SPEC.
- ジープ コンパス リミテッド（5速AT）
- 全長×全幅×全高：
4475×1810×1665mm
車両重量：1550kg
エンジン：直4DOHC
排気量：2359cc
最高出力：170ps／6,000rpm
最大トルク：22.4kgm／4500rpm
価格：265万〜335万円（全グレード）
取りまわしのよさなど気軽に付き合える1台
コンパスはジープファミリーのエントリーモデル。ベースとなるのは乗用コンパクトカーで、ダッジ キャリバーや同じジープのパトリオットなどとハードウエアを共有する。よって、モノコックボディなのはもちろん、FWDがベースだ。現行型コンパスはグランドチェロキーをコンパクトにしたデザインが当たったモデル。フロントマスクなどはうまくそれをダウンサイジングした。その意味ではジープらしさもあるのだが、走ると快適なコンパクトカー。それがアメリカ人にウケてブレイク中。
- ●とくに運転席と助手席はスペース的にも乗り心地的にもバッチリ。あまりアメ車を意識させない雰囲気。
- ●パッと乗って、サッと走れる。コンパスは日常使いにうれしい扱いやすさに満ちている。見切りも抜群。
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- 【ラグジュアリー】
- キャデラック、リンカーンなどのフルサイズセダンはラグジュアリーカーの代名詞でもある。だが、今日ヨーロッパのそのクラスもかなりの域に達している。で、イマドキはそうしたテイストも取り入れ、アメリカ車のラグジュアリーはグローバルな高級感を身につける。
- 300's Luxury!
- アメリカを代表する
プレミアムモデル - プレミアムモデルにとって、何よりも重要な要素は「ラグジュアリー感」。ルックス、運動性、乗り心地にインテリアの質感とセンスなど、あらゆる項目において上質さを感じさせるクライスラー 300は、正真正銘のプレミアムモデルと言える。ドイツ系プレミアムとはひと味違った上質な世界。これを知らないなんて勿体ない！
イタリアンテイストが入りさらにラグジュアリーに！
リーマンショックで打撃をウケたクライスラーグループ。その後、復活の道を歩むのに協力したのはイタリアの自動車メーカー、フィアットグループだった。で、そのテイストをいち早く取り入れたのがクライスラー300。エクステリアはもちろんだが、アメリカ車のウイークポイントともいわれたインテリアに大きく改良の手が入った。そして出来上がったのがイタリアンテイストある内装。少々味気なかったこのクルマのインテリアに艶が生まれたのはいわずもがな、である。
- 欧州系とは明らかに
一線を画する
大陸の王者 - アメリカの高級SUV市場においても、俄然存在感のあるのがエスカレード。現行モデルは全長5155mm×全幅2040mm×全高1945mmの堂々たるサイズながら、6.2LV8エンジンは強力なパフォーマンスで、踏むと速い！ まさに大陸の王者の風格で乗員をリラックスさせてくれる。
- モダンラグジュラリー
を表現した美しい
エクステリア - アメリカンSUVのなかでは、比較的コンパクトなのがMKX。しかし、そこはリンカーン。フォードグループのなかでも高級車のブランドだけあって、乗り込むと独自のテイストで仕立てられた雰囲気よいインテリアに思わずうっとり。3.7L V6を搭載し、走りにも余裕がある。
- in the USA
- フルサイズ
- 60年代以降、アメリカ車のサイズは、フルサイズ、インターミディエイト、コンパクトに分けられた。ただ、当時のフルサイズは6m近いものが多かったのに対し、今日は5mほどと短くなっている。その意味では、メルセデスSクラスやBMW 7シリーズとあまり変わらなくなった。ただ、SUVに関しては全高もあり、かなり大きく感じる。
- SPEC.
- クライスラー 300C リミテッド（8速AT）
- 全長×全幅×全高：5070×1905×1495mm
車両重量：1880kg
エンジン：V6DOHC
排気量：3604cc
最高出力：286ps／6350rpm
最大トルク：34.7kgm／4650rpm
価格：398万〜538万円（全グレード）
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