日本の夏がやってきた! でも今年は厳戒節電モードでとりわけ暑く感じられ、身も心もスーパークールビズ状態。どこにいても我慢が強いられるなら、いっそのこと暑さを満喫できる海に出かけよう! というわけで海岸リゾートが広がる「逗子」に目的地を設定した。
海のドライブ記事にはオープンカーが欠かせない……と相場が決まっているが(笑)、その慣例に従ってもおもしろくない。そこで今回はフィアットのプントエヴォを提案した。地中海を望むイタリアで育まれた、ラテン系ホットハッチの爽快なドライビングが、シーンにマッチすると思ったからだ。
実際に走り出すと、程よいダイレクトなフィーリングがステアリングから伝わり、運転する喜びを感じさせる。トランスミッションはマニュアルの楽しさとオートマの快適性を備えた「デュアロジック」を搭載。自在に変速しながら海岸沿いを駆け抜ければ、アドレナリンがあふれ出すこと間違いなしだ。そして意外だったのは燃費性能の高さ。停車時に自動でエンジンが止まる「スタート&ストップ」を搭載するなど、欧州環境基準「ユーロ5」に適合。もっと遠くへ行きたい……という欲求を駆り立ててくれるパートナーだ。
そんな感情が湧き上がるほど、あっという間に最初の目的地である「リビエラ逗子マリーナ」に到着した。高く伸びたヤシの木に囲まれて、南国気分に浸らせてくれる同施設。ヨットハーバー、リゾートマンション、カフェ、レストラン、チャペルなどが集約し、非日常空間に誘ってくれる特別な場所だ。もっと逗子マリーナの魅力を知るため、まずは専用駐車場にクルマを停め、彼女と散策することにしよう!
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