寒さが本格化する2月は、恋人との距離をもっと近づける絶好のチャンス。バレンタインデーで賑わう街へ繰り出すのもいいが、ここはあえて人口密度が低い自然に目を向ける。静かな場所で2人きりの時間が濃密になると考えたからだ。そして、最終的には緑に囲まれる日帰り温泉に立ち寄り、心も体も暖まろう……というのが今回のドライブコース。クルマは、洗練されたデザインでワゴンのイメージを一新した、プジョー308SWをチョイスした。
道中は、フランス車ならではのステアリングフィールを感じながら、小気味よくシフトチェンジしていく新型6速ATにより、スムーズかつ快適な走行が楽しめた。308SWは、荷物は楽々と積めるし、光がたっぷり注がれる広大なガラスルーフも装備。オープンカーのような爽快感に浸りながら、車内は暖かい。そんな一挙両得の装備に、女子ウケすること間違いなしだと確信した。
魅力あるパートナーとの対話を交わしながらドライブしていると、アッという間に名勝地・昇仙峡に到着。進んでいくと、さまざまな表情を見せる岩が鎮座し、すべてに「天狗岩」や「ラクダ石」などの名前が付けられているというからおもしろい。そして、もっとも高くそびえ立つ岩こそが昇仙峡のシンボル「覚円峰」。大自然が織りなすダイナミックな姿に、感動を覚えたのであった。
昇仙峡は、紅葉シーズンがもっとも人で賑わうというが、落ち着きを取り戻した今の時期、その静寂な雰囲気のなかに情緒を感じるのも、また違った楽しみ方としてオススメだ。
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