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のんびり青梅街道レトロの旅 |
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たまにはドライブに出かけるか! でも、どこへ?
なんだか、どこに行くか考えるのも長い時間運転するのも面倒くさいなあ……
そんな疲れ気味の現代人に贈る処方箋、それがこのGooWORLD KANTO!
関東にあるドライブスポットを毎回ゆったりめの視点で紹介していきます |
文●GooWORLD 撮影●柳田由人 |
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GUEST NAVIGATOR
ロペス貴子さん
●格闘技イベントHERO'Sの2007年ラウンドガールに300倍の倍率を勝ち抜いて選ばれたロペス貴子(たかこ)さん。1990年生まれの昭和を生きていない彼女も「のんびりしたところですね」と、青梅を楽しんでいた。 |
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ROUTE
旧く静かな町並み、レトロな雰囲気漂う青梅観光を満喫した後、奥多摩湖を目指して、青梅街道を一路、西へ西へと進んでいく。ひたすら続く急なワインディングを走っていくにつれ、外の気温がみるみる下がっていく。「いつまで続くのだろう……」と思うころ、奥多摩湖に隣接する小河内ダムの姿が見えてくる。夕暮れ前の湖はただ美しい。 |
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レトロで町おこし
青梅に流れる昭和 |
近ごろ疲れ気味のスタッフ。そこで、今回のドライブは「のんびりできる」ことを念頭に計画し、「青梅と奥多摩」に決定した。
大正や昭和初頭、宿場町として栄えた青梅だが、その後は衰退の一途をたどる……。そして地元商店街は「レトロ」をキーワードに街の再興を図った。
もともと手つかずの旧い建物が多い青梅であったが、「最後の看板絵師」として知られる、地元出身の久保板観(くぼばんかん)氏が描く映画看板を町中に飾り、昭和レトロ一色に染め上げられた。
今回のドライブに同行してくれたロペス貴子(たかこ)さんは、到着してクルマを降りるなり、「面白そうですね、この町」とニッコリ顔で散策を開始した。
ここ青梅全体に漂うのは、ゆったりとした雰囲気……。昭和の懐かしい商品を展示した博物館や昭和ギャグ漫画の巨匠である赤塚不二夫氏の記念館を訪れると、当時の記憶がいきいきと甦ってくる。そして、当時の記憶がない17才の彼女も、この町のゆったりとした時間の流れに心地よさそうに身を任せていた。 |
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●「今の女優さんとは雰囲気が全然違いますねえ……」とは、広告ポスターを興味津々で眺める貴子さん。何ひとつ昭和をリアルタイムで経験していない平成生まれの彼女だが、パッケージなどを見ながら「スゴ〜イ、カワイイ!」を連発していた。昭和を生きた人にとっても、当時のデザインは懐かしいだけでなく斬新に映るだろう。 |
●青梅赤塚不二夫会館では、建物全体で赤塚ワールドが展開されている。作品についての展示はもちろんだが、いずれも個性の強い赤塚作品のキャラクターたちがそれぞれに暴走! また、赤塚氏の人となりがよくわかる写真や作品、オブジェなどの展示も工夫が凝らされていて来場者を楽しませてくれる。 |
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昭和レトロ商品博物館 |
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懐かし情緒たっぷりの建物には、昭和当時、一般に親しまれていたお菓子や食品、雑誌、文房具、薬品、およびその看板などが展示されている。「わ〜っ、あったあった!」との声が飛ぶ。 |
ADDRESS |
東京都青梅市住江町65
TEL:0428-20-0234
営業時間:10:00〜17:00
(休)月曜日(この日が休日の場合は翌日) |
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青梅赤塚不二夫会館 |
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「天才バカボン」、「ひみつのアッコちゃん」、「おそ松くん」などを生みだしたギャグ漫画の巨匠、赤塚不二夫氏の作品やプライベート写真などを展示。彼の天才ぶりをあらためて実感できる。 |
ADDRESS |
東京都青梅市住江町66
TEL:0428-20-0355
営業時間:10:00〜17:00
(休)月曜日(この日が休日の場合は翌日) |
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シカゴチキン |
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以前シカゴに住んでいたという店主の森川さんが、新鮮な油で揚げるフライドチキン(1本250円)が美味。塩とコショウだけのシンプルな味付けながら、病みつきになるジューシーさ。 |
ADDRESS |
東京都青梅市住江町64
TEL:0428-24-6985
営業時間:10:00〜19:00
(休)月曜日 |
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