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リサーキュレーティングボール式ステアリングを伝統としてきたメルセデスだが、W210・Eクラスから大きく方針を転換。W203が母体ということからもお分かりだろうが、2代目CLKもラック&ピニオン式ステアリングと、新開発の3リンク式フロントサスを導入した。
そして、それを支えるボディは、高張力鋼板の採用部位を拡大するなどして、重量増加を抑制しつつ、ボディ剛性と安全性をアップ。クーペに限れば、Bピラーの廃止がネガティブな要素に思われるだろうが、現実には走りのすべてをレベルアップさせることに成功している。
その完成度は、ステアリングレシオの変更、フロントのストラットマウント最適化、リヤスタビ大径化をメインメニューとする”ダイレクトコントロール”を採用した05年モデルでさらに向上。改良のたびに手を入れ、走りを熟成させてきた。
また安全性に関しては、デビュー当初から前後席サイドエアバッグ、ウインドーバック(カブリオレはヘッドソラックスサイドエアバッグ)、E-callシステム、オートマチックロールバー(カブリオレ)などを全車に標準装備。挙動安定化メカのEPSももちろん標準で、安全に対するメルセデスの姿勢を示している。
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