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クルマ乗り換え相談室 自動車ジャーナリストがクルマ選びのお手伝いをする相談室です
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クルマ乗り替え相談室
等身大の欧州製オープン2シーター
自動車ジャーナリストがいっしょに考える クルマ乗り替え相談室
今日も悩みを抱えたヒトたちが訪れてきます
ここは「どのクルマがいいのかわからない」
「クルマ選びで失敗したくない」という迷える
子羊のために自動車ジャーナリストが
クルマ選びのお手伝いをする相談室
さて、今月の相談者はどんなヒトでしょう……
現在はまだ子供もいないので、さらにスポーティさを
追求した2シーターの購入を考えています
エリーゼやスピードスターなどに興味があります……
相談者
今月の相談者
羽村素子(28歳) 東京都在住/雑誌編集
現在所有しているクルマ 2000年モデル・マツダ・ロードスター
乗り替え予算 200万〜300万円
希望ボディタイプ 2シータースポーツ
萩原秀輝
■今月の講師
萩原秀輝
 卓越したドライビング技術と研ぎ澄まされた感性で、日夜クルマをテストし続ける自動車ジャーナリスト。クールな解説とユーザーの側に立った熱いコメントは人気が高い。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
トータルで考えるとなかなか複雑な選択
 ご夫婦でスポーツカーを楽しんでいらっしゃるなんて、何ともウラヤマシイ! とくに、今お乗りのロードスターはスポーツカーのすべての魅力が手軽に満喫できるという意味で、最高の選択だったはずです。たぶん、とくに不満は感じていないのでは……。
 でも、隣の芝生はナントカというたとえのとおり、他のクルマも気になるもの。とくに、ロータスのエリーゼとか、それをベースにオペルが開発したスピードスターあたりに興味が向くその気持ち、イタイほど分かります。ただ、エリーゼやスピードスターは、ロードスターの感覚では乗れません。ストイックに走りを極めるための、いわばロードゴーイングレーサーといえるでしょう。
 もちろん、走りのペースを抑えてもそれなりに楽しめることも事実なのですが、両モデルの本領は引き出せません。それに、ご自身はそれでよくても旦那様には何かと不都合でしょう。他にもう1台クルマがあるなら別ですが、そうはいきませんよね。
 そこで、ロードスター感覚でご夫婦のための日常的な足になり、スポーツカーとして走りも楽しめるクルマとしてBMWのZ3とメルセデス・ベンツのSLKを提案します。何より輸入車でありながら年式がロードスターよりも古くならず、予算内でも十分に手が届くクルマです。いくら魅力があっても、現状よりも年式が古くなると言うのは考えモノですからね。
 とくに、Z3の最終型2.2iのMT仕様がオススメ。BMWならではのストレート6は、スムーズな吹け上がりを示しレブリミットの6400回転まで軽々と達します。市場にタマが少ないので、見つけたらソク買いでしょう。
 あるいは、趣向を少しだけ変えてSLKという選択はいかがでしょうか。エンジン性能はロードスター以上ですし、ATですがオープンにすればスポーツカーらしさも十分に楽しめます。それに、この価格帯で乗れるメルセデス・ベンツとしても魅力的ですよ。
グラフ
ANSWER 等身大の欧州製オープン2シーター
本命
'02 BMW Z3 2.2i
'02 BMW Z3 2.2i
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完成度の高いオープン2座
突貫工事の産物ではない
 Z3は、1989 年にロードスターが市場を刺激したことによって誕生した1台のように思われているけれど、BMWはほぼ同時期にZ1というオープン2シーターの提案をしていた。ただ、ロードスターほど素直ではなくドアレスで走行を可能にするなど様々な提案が込められていたので、市販はされたがコンセプトモデルの域を抜け出せなかったのだ。
 だが、Z3は違った。可能な限りシンプルにオープン2シーターの魅力を提案したことによって市場では大いに評価された。生産はアメリカとなるが、そこはMade by BMWとしての価値を備え300馬力オーバーのエンジンさえも受け止める基本性能を獲得。それだけに、エンジンのバリエーションも多かった。
Point1
しっくりくる自然なフィール
 ロングノーズ&ショートデッキ、さらに低めのフロントウインドウというスタイリングはロードスターと同じ。典型的なオープン2シーターのプロポーション。その背景には駆動方式にFRを採用することがあり、操縦性や安定性はロードスターの延長線上となる。
Point2
単なる速さ以上の楽しさ
 最新モデルはクルマの姿勢変化を抑えることを重視しているが、ロードスターもZ3も適度にロールしピッチングも伴う。操縦安定性を最優先するなら姿勢変化は抑えるべきだが、ステアリングやペダル操作による反応の臨場感を高める意味でZ3の走りは魅力的。
Point3
ねらい目は直6エンジン
 Z3は直4エンジンを搭載して誕生。その後、直6エンジン搭載モデルが追加された。日本には直6エンジンを搭載する3.0L仕様も投入されたが、本命はその2.2L仕様だ。吹け上がりの軽快感や高回転域の延びのよさが存分に実感できるMTが用意されているからだ。
■2001年モデル・BMW・Z3ロードスター2.2i(5MT)
●全長×全幅×全高:4060×1740×1280mm ●車両重量:1310kg ●エンジン形式:直6DOHC ●総排気量:2171cc ●最高出力:170ps/6100rpm ●最大トルク:21.4kgm/3500rpm ●サスペンション前・後:ストラット・セミトレ ●タイヤ前後:225/50R16
中古車平均価格 240万円 02年モデル・2.2i
対抗
'01 MERCEDES-BENZ SLK 230 KOMPRESSOR
'01 MERCEDES-BENZ SLK 230 KOMPRESSOR
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ハードトップがもたらす
プラスアルファの快適性
 SLKは、初代マツダロードスターが開拓した市場の拡大をねらって誕生したオープン2シーターだ。単なるスポーツカーではなく、リトラクタブル(格納)式ハードトップを採用するという革新的な機能を採用することによって、ソフトトップでは得られない快適性も獲得。しかも、内外感の質感の高さはメルセデス・ベンツの価値を実感させてくれる。しかも、ボディサイズがコンパクトなのでロードスターから乗り換えても違和感がないはずだ。もちろん、駆動方式はFRでありロードスターに追従して誕生した乗用車派生のFFオープン2シーターとは一線を画す。ただし、残念ながらMT仕様はなく日本市場にはAT仕様しか投入されなかった。
Point1
意外に手ごろな相場
 後輪駆動のオープン2シーターとしては他にポルシェのボクスターがあるが、予算内ではデビュー当初のモデルしか選べず年式が古くなりすぎる。だが、SLKの場合は新車時はボクスター並みの位置づけでありながら価格が適度にこなれて買い得感がきわめて高い。
Point2
味わいのある安定感
 安定性の高さはロードスター以上。それが安心感となり、ロードスターよりも積極的な走りが楽しめる可能性もある。ともすればクルマなりに走らせると操縦性の面で刺激が足りないと思われかねないが、SLKの意外な奥行きの深さが確かめられ真価が引き出せる。
Point3
魅力的なフラットトルク
 ロードスターも、エンジンについてはさほど際立った刺激はない。その意味では、むしろSLKの方がスーパーチャージャーの威力により全回転域で瞬時に力強さが引き出せるのでATでもロードスター以上の刺激が得られる。絶対的な速さでも満足度が高いはずだ。
■2002年モデル・メルセデス・ベンツ(5AT)
●全長×全幅×全高:4010×1745×1280mm ●車両重量:1380kg ●エンジン形式:直4DOHCスーパーチャージャー ●総排気量:2294cc ●最高出力:145ps/5500rpm ●最大トルク:28.6kgm/3000-4600rpm ●サスペンション前・後:ダブルウイッシュボーン・マルチリンク ●タイヤ前・後:205/55R16・225/50R16
中古車平均価格 260万円 01年モデル・230コンプレッサー
ブランドページ
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